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育児中の主婦(ママ)を暇人・無職扱いする旦那たちに捧げたい話




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育児中の主婦(ママ)を暇人・無職扱いする旦那たちに捧げたい話

世の中には子持ちの専業主婦を「暇人だ」「無職だ」という夫がいます。

 

実際に私のママ友の中には、私と同じように専業主婦で、小さい子供を一生懸命育てているママがいますが、旦那さんからは「家にいるだけでいいよなぁ」「毎日ストレス感じること無いでしょ?」「今日も家にいたの?何してたの?」「ねぇ、いつ働くの?」と言われるんだそう。

 

そのママにも私の子どもと同じ1歳の子供がいますが、1歳なんてまだまだ赤ちゃんと同じです。

 

そんな赤ん坊を24時間体制、ましてやワンオペ育児の場合はさらに大変なのに、妻に平気でそんなことを言う旦那。

 

そんな旦那様たちに捧げたいお話があります。

 

子持ちでワンオペ育児の専業主婦を無職・暇人扱いする世の旦那たちに捧げたい話

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実際に私にも小さい子供がいるので、平日はワンオペ育児です。

 

土日は旦那がお手伝い程度に育児をしてくれます。(本当にお手伝い程度です)

 

ですが私の友達の中には、土日すら育児に協力してくれない旦那は多くいます。

 

そんな育児を手伝いもしないのに、ワンオペ育児の専業主婦を暇人・無職扱いする世の旦那様に捧げたい話があります。

 

妻の一日を何も知らない夫に一言「育児なめんなよ」

我が家では、旦那は仕事の日(平日)はほぼ子どもと顔を合わしません。

 

旦那が早く帰ってくれば子どもと顔を合わせますが、飲み会の日(だいたい終電)や残業で遅く帰ってきた日にはもう子供は寝ているし、翌朝も旦那が家を出る時間には子供はまだ寝ているので、土日しかゆっくり子供の顔が見れません。

 

そのママ友のところも旦那さんが日曜日しか休みがなく、仕事の日はほぼ毎日22時以降に帰ってくるため子供にはほぼ会えていないそうです。

 

そんな帰りの遅い旦那からすると、子供と奥さんの一日の中身がわからないので「今日一日何してたの?」と思うのも仕方がないかもしれません。

 

ですが旦那さんが不在の中、母親は子供を死なさないように、子供をできるだけ泣かさないように一生懸命育てているのです。

 

母が何もしなかったら子供は何もできない。

 

ご飯も作れないしご飯も自分では食べれないし、トイレだって行けない。

 

お風呂にだってまだ一人では入れない。

 

手が汚れても自分で手は拭けないし、「欲しい」と思ったものも背が足りなければ届かない。

 

子供が毎日快適に過ごせるように、そして子供が生き延びるために母は毎日一生懸命子育てをしているのです。

  

また、育児と並行して家族のために掃除や洗濯、料理、買い物などの家事だってやるのです。

 

子供が昼寝をしている時じゃなきゃできないことだってたくさんあり、もちろん自分の時間なんてありません。(私は貴重な睡眠時間を削ってこの記事を書いています)

世の旦那たちに言いたい「じゃああなたはこの仕事できますか?」

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上で紹介した通り、私のママ友のように「専業主婦って暇人だよな」的な発言をする旦那が世の中には存在する。

 

確かに子供がいなければ、専業主婦はまだ時間に余裕がある。

 

実際に私も子供が生まれる前はジムに通いまくったり、一人でふらっとカフェに入ってお茶をしたり、電車を乗り継いで買い物に行ったり、ひたすらポケモンGOのために散歩をしたりなど、家事の合間に自分の時間を楽しんでいました。

 

ですが、子供が一人でも生まれれば生活は恐ろしいくらいにガラッと変わるのです。

 

子供を毎日一生懸命育てている妻に対して「専業主婦は暇人だ」「専業主婦は無職だ」「お前も外で仕事しろ」なんて言う夫に私は聞きたい。

 

「じゃああなたこの仕事できますか?」と。

 

その仕事とはこのような仕事内容です。

 

①24時間体制、年中無休の仕事

どんな仕事にも休みはありますよね。

 

超絶売れっ子で波に乗っているような芸能人ならともかく、一般的な会社勤めの人なら土日祝日休み、もしくは週休2日くらいの休みはあると思います。

 

だけど育児には休みがないのです。

 

365日年中無休で働き続けるのです。

 

また、子供が夜泣きをすれば、夜中でもその都度起きて対応をする。

 

一日でも育児をサボれば子供は食べるものがなくて空腹でずっと泣いている、オムツだってウンチやオシッコでパンパンになる(お尻がかぶれて病気にもなる)、夏場に大量の汗をかいていてもお風呂に入れない、水だって飲めない。

 

そしてたった一日育児をサボったら、場合によっては子供は死んでしまう。

 

そんな「一人の人間を育てている」という責任感の中で、母親は毎日戦っているのです。

 

「この子を殺してはいけない」「立派な大人に育て上げなければいけない」。

 

育児には休む暇もなければ、休日だってないのです。

 

②残業しまくりなのに無給

育児はいわば残業しまくり。

 

なぜなら24時間体制だからです。

 

これが一般的な会社で残業代が出れば、残業代だけで豪遊できるレベルだと思います。

 

だけど残念ながら育児は残業代もなければ基本給もない、完全なる無給の肉体労働なのです。

 

③頑張っても頑張っても評価なし

一般的な会社なら評価制度があったり、年数や成績によって昇給があります。

 

そして手当だってつくでしょう。

 

ですが、育児はどんなに頑張っても周りから評価してもらえないし、昇給もありません。

 

子供を立派に20歳まで育てても、子供は「大きくなったね!立派になって!」と言われるだろうけど、「お母さん20歳まで育児お疲れ様!はいこれ育児手当ね!」なんて言うものもなければ、誰からも評価をしてもらえないのです。

 

④うんち・おしっこ・ゲボの処理

オムツをつけている子供の場合、一日6~8回はオムツを替えます。

 

これだけでも3時間おきくらいには替えなければいけないですし、うんちをすればすぐに替えなければいけないのでそこそこの重労働。

 

ですが場合によっては、ウンチがオムツから漏れてしまっていて肌着や洋服にベターっと付いている時だってあるのです。

 

私もウンチのついた洋服を手洗いすることは、子供が0歳児の時はしょっちゅうでした。

 

そしてミルクや母乳を飲んだと思ったら勢いよく吐かれて、子供の洋服、自分の洋服、床が汚れることだってあるのです。

 

ミルクや母乳が終わって離乳食・幼児食が始まっても、子供の体調が悪い時は食べたものを全部吐かれることだってあります。(もうこれは本当のゲボ)

 

日頃の仕事で、うんちのついた洋服を手洗いしたことありますか?

 

ゲボの処理したことありますか?

(介護職・保育士さんはあるかもですが)

 

⑤やっと自分の食事ができると思ったら、食事をひっくり返され食べる物がなくなる

これは子供によるかもしれませんが、うちの場合は食べ物には目が無い息子なので、私のご飯まで奪い取られます。

 

現在私がご飯を食べるスペースは、唯一ベビーゲートが付いているキッチンの隅しかないですし、ダイニングテーブルで食べようものならダイニングチェアに登るか、そのままダイニングテーブルに登って、手を伸ばしてご飯をひっくり返されることもしょっちゅう。

 

「せっかく作ったご飯をひっくり返されて食べるものがなくなった・・・今冷蔵庫カラなのに・・・」なんて言うこともよくありました。

 

もう最終的には、めんどくさくなってご飯を抜くなんてこともよくあります。

 

これ1日3回、朝昼晩ですよ?

 

⑥休みの日でも2.3時間おきに呼び出される(起こされる)

休みの日に「おい!仕事入ったぞ!今すぐ来い!」と言われることありますか?

 

滅多にないですよね?

 

ですが育児の場合は、子供が夜泣きをする間は24時間体制で出動しなければいけないのです。

(もちろん家からは出ませんが)

 

0歳なら夜泣きをするのを想像できると思いますが、1歳でも2歳でも子供によっては夜泣きをする子もいます。

 

もう2歳近い子供がいるママ友がいますが、そのママは今でも3時間おきに起こされるんだとか・・・

 

子供に「おい!起きろ!抱っこしてもう一度寝かせろ!」と言われれば、その都度起きて子供が納得いくまで寝かしつけをする。

 

「暑い!喉乾いた!水持ってこい!」と言われればキッチンまで行き、麦茶を用意して飲ませる。

 

子供が小さいうちは、母親は自分の睡眠時間だってろくに取れないのです。

これでもあなたは子持ち専業主婦を「無職」「暇人」と言いますか?

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無給・24時間勤務・昇給なし・食事なしの場合あり・就寝中でも呼び出しあり。

 

こんな条件の仕事をあなたはできますか?

 

これでもあなたは専業主婦を無職だの暇人だの言いますか?

 

旦那からすれば毎日鬼のような上司に怒られながら仕事をして、さぞかしストレスが溜まっていることでしょう。

 

私も前職の仕事では、めまいで起き上がれないくらいに仕事のストレスでやられ「軽いうつ状態」と診断された経験もあるので、仕事に行くこと自体がストレスなのは十分理解できます。

 

だけど、仕事には休みがある、給料だって出る、頑張れば昇給もあるしボーナスもある。

 

でも育児にはそれがない。

 

絶対に休めない。

 

子供にとって自分以外に母親はいない。

 

代わりがいない。

 

そんな状況の中、唯一の味方である旦那に「無職だ」「暇人だ」「お前も早く働け」なんて言われたら、育児ノイローゼになるママだって存在するのは当たり前のことだと思うし、育児のモチベーションだって下がってしまう。

 

旦那さんが仕事から帰ってきた時には子供はもう寝ていて、ママが「やっと寝てくれた・・・」と一人でソファでホッと一息付いている時かもしれない。

 

だけどそのたった一瞬を見ただけで、子育て中のママを暇人・無職扱いするのはおかしいし、腹が立つ。

 

ママの一日のハードスケジュールも知らないのに、暇人だの無職だの偉そうなことを言わないでほしい。

 

そして、奥様を暇人・無職扱いするなら、ぜひあなたも育児やってみてください。

 

たった一人で。

 

百聞は一見にしかずですよ。