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イクメンは父親なら当たり前!言葉の意味を調べたらいろいろとおかしい話。




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イクメンは父親なら当たり前!言葉の意味を調べたらいろいろとおかしい話。

 
私は「イクメン」という言葉が嫌いです。

 

そもそもイクメンてなんだよ!

 

育児するメンズの略???

 

なんじゃそりゃ???

 

父親になったら「育児する」「育児しない」もないはず。

 

私は実際に子供を産んで育児をしていますが、普段の自分の旦那を見ていても父親になった以上自分の子供なんだから責任を持って育児するのが当たり前だと思っています。

 

なのでそのスタンスで旦那にも育児をさせていますし、私は旦那のことを絶対に「イクメン!」と褒めたくないと思っています。

 

だって育児をするのが親として当たり前の義務だから。

 

 

「イクメン」の意味を調べたら定義がおかしかった

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コトバンクでイクメンの意味を調べてみました。

 

「イクメン」とは「子育てする男性(メンズ)」の略語。

単純に育児中の男性というよりはむしろ「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指す。

実際には、育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれる。

 

2010年6月、長妻昭労働大臣が少子化打開の一助として「イクメンという言葉を流行(はや)らせたい」と国会で発言し、男性の子育て参加や育児休業取得促進などを目的とした「イクメンプロジェクト」を始動させたのをきっかけに、同語は一気に浸透した。

イクメン(いくめん)とは - コトバンク

 

ん???

 

育児休暇を申請する男性は素晴らしいと思いますが、「育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれる」は全然違う気がするけど・・・?

 

心では「育児したいんだよ俺だって!」と思っていても、実際に育児をしていなければイクメンではない。

 

実際に平日(&土日もだいたい)ワンオペ育児をしている私からするとこのイクメンの意味については疑問だらけですが、一応「イクメン」という言葉の定義はこういうことになっているらしいです。

 

この定義作ったの誰ですか?

 

まあ100%男性なのは想像できますし、日頃ワンオペ育児で頭がおかしくなりそうなママにとってはこの定義、まあ〜納得できませんよね。

 

そもそも父親なら自分の子。父親だって育児をするのが普通!

「イクメン」という言葉が流行りだして、疑問しかない私。

 

なぜなら、母親と父親は同じ親であってもこのように育児に対しての世の中の風潮があるからです。

母親だから育児をする→これは当たり前

父親は日中は仕事をしているから育児はしなくていい→???

 

世の中の旦那は「普段は母親が育児をやってくれるから、自分は休みの日に少し手伝うくらい」と思っている旦那さんはきっと多い。

 

もちろんうちの旦那も子供が生まれて1年間は手伝い程度しか育児はせず、むしろ自分から動くということはありませんでした。

 

でも親なら育児って手伝うものではないはず。

 

子供を育てる(=育児)ということは、子供を作って産んだ以上父親・母親の義務なのです。

 

ですが、私の周りのママ友でも「旦那は一切育児は何もできない」「育児を何もできないというか、しようとしない」という人は多いです。

 

実際にうちの旦那も、私が子供のことをやりながら料理を作っていたりすると「なんか子供のこと手伝おうか?料理終わらせちゃいなよ」という言い方をする時があります。

 

それを言われるたびに「え?手伝う感覚で育児してんの自分?」と思ってしまうのです。

 

旦那の優しさで「俺もやるよ」と言ってくれているんだろうけど、家事も育児も「手伝う」という言い方をされると、「あー同じ家で生活してて二人の子供がいるのに、家事も育児も私(母親・妻)がやって当たり前って思ってるんだな〜」とある意味、心の中で感心してしまうのであります。

「イクメン」という言葉が流行ることでそれを嫌がる男性もいる

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今では「イクメン」という言葉が全国的に流行り、「パパも育児に積極的に参加しよう!」という風潮にあります。

(「参加する」という言葉も気に食わないけど)

 

だけど中には、イクメンという言葉が当たり前になりすぎて、「イクメン」であることを求められすぎてパパも辛いんだとか。

 

特に今、奥さんがフルタイムで働く共働き夫婦が増えていることもあって、仕事・家事・育児の分担を奥さんに求められてしまうことで、精神的・肉体的負担が大きく、うつ病に近い症状が見られる「イクメンブルー」が増えているそう。

(共働きの奥さんは、分担前は毎日それを全てやっているけどな!)

 

またそれとは逆に、当たり前のように家事・育児を積極的に分担して行っていたパパの場合、「イクメンなんて言われたくない!」と思うケースもあるそうです。

 

「イクメンですね〜!」と言われると嬉しい反面、「イクメンという言葉が流行っているから流行りに乗って育児を積極的にしていると思われていそうなのが嫌!」と思ってしまうんだそう。

  

「イクメン」という言葉が流行ったことで、父親として求められることのハードルの高さを実感している人もいれば、「いやいや、父親なんだから育児をするのが当たり前でしょ」と思っている人は「イクメン!」と褒められると少しモヤっとするみたいですね。

「イクメン」なんて言葉は日本だけで海外にはない

海外には「イクメン」なんて言葉は存在しないそうです。

 

なぜなら夫婦で育児をするのが当たり前だから。

 

つまり、国が「イクメン」という言葉を流行らせようと国会で発言して意図的に「イクメン」を流行らせたり、時代や流行に乗らせようと無理やり旦那に育児をさせる妻がいたり、育児を積極的にしているパパに対して「イクメンですね〜!」と褒め称えたりしているのは日本だけなのです。

 

まだまだ日本では「女が育児をして当たり前。男は外で働いていればいい」という考えが根強いことがわかりますよね。

  

というか「イクメン」という言葉を流行らせるなら「イクジョ」か「イクレディ」という言葉も流行らせるべきだ!と思ってしまう。

 

育児する男性が「すごい!」「えらい!」と言うならば、「育児する女子のことももっと褒めろ!!!」と私は言いたい。

(特にワンオペ育児状態のママをもっと国を挙げて褒めてくれ!)

私が実際に読んだおすすめの育児漫画をご紹介

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私がこの記事を書く上で、イクメンに関してネットで調べていたところ、こんな漫画を発見し実際に買って読んだ本があります。

 

これはうめさんという男性でパパである著者が書いている本です。

 

本のタイトルからして惹かれてしまい即購入し、子供が寝ている間に少しづつ読みました。

 

うめさんの奥さんとうめさんは、ともに漫画家で在宅勤務をしています。

 

二人で分担して育児・家事をしているのですが、男性が育児をすることで社会からの壁にぶつかったり、男性が積極的に育児をしている生活がリアルに描かれています。

 

子供の保育園から呼び出されたらどうしても母親が仕事を早退して迎えに行ったり、保護者会もママが参加して当たり前の風潮がまだあります。

 

ですが、この本ではパパが保育園のお迎えに行ったり、保護者会にパパが参加したりなど、パパの育児経験談が描かれているのでなかなか面白いです。

 

また、保育園問題に直面した夫婦の生活もリアルで面白かった!

 

普段私は完全なるワンオペ育児なので、男性目線で育児を行うことや、パパからの意見を聞いたことがありませんでした。

 

だからこそ、女の私が気づけなかった部分にも気付かせてもらえた1冊でしたし、「また明日から育児頑張ろう」と思えました。

 

 

興味のある方はぜひ読んでみてください。