親が子供にスマホやタブレット(iPadなど)を渡してしまい、子供が長時間画面を見ているというのは今ではよくある光景です。
最近では「スマホ育児」「YouTube育児」と言われていますが、子供と一緒にいる時間が長いとどうしても、子供がグズるとスマホやタブレットを見せてしまう親は多いでしょう。
ですが、子供のスマホやタブレットを長く見せすぎてしまうことで、子供の目がブルーライトにさらされ様々な悪影響が起こってしまいます。
本来ならスマホを一切子供に見せないようにしたいところですが、日々の育児ではなかなかそういうわけにもいかないかもしれません。
そこでおすすめなのが、子供の目をブルーライトから守るアイテムを使うことです。
今では多くの子供用ブルーライトカットグッズが販売されているので、人気でおすすめのアイテムをご紹介します。
- ブルーライトとは?ブルーライトはどんなものから発生している?
- 子供が受けるブルーライトの影響は?睡眠の質や脳にも悪い?
- 子供をブルーライトから守ろう!おすすめブルーライト対策グッズ
- ブルーライトから子供を守る親次第!ブルーライトカットグッズも上手に使おう
ブルーライトとは?ブルーライトはどんなものから発生している?
まずは「ブルーライト」について詳しくご紹介します。
「ブルーライト」という言葉は今では当たり前のように聞くようになりましたが、ブルーライトとは電化製品やOA機器などから発生する可視光線の中でも最も短く青い色をした光のことです。
ブルーライトが発生する身近なものには、このようなものがあります。
● スマートフォン
● パソコン
● タブレット
● テレビ
● ゲーム機
また、ブルーライトの波長は約380~500nmと、紫外線に限りなく近い可視光線でもあります。
そのため、目の角膜や水晶体はおよそ350nm~800nm程度の波長を透過するため、ブルーライトも目の奥まで届いてしまいます。
そのため、ブルーライトは人体へ影響を及ぼすと懸念されているのです。
子供が受けるブルーライトの影響は?睡眠の質や脳にも悪い?
近年、ぐずる子供をあやすためにスマホを渡してしまう親が増えており、赤ちゃんの頃からじーっとスマホやタブレット画面を見て育った子供は少なくありません。
ですが上でもご紹介した通り、ブルーライトは人間の目の奥まで届いてしまうため、子供にも大きな影響を与えてしまいます。
また、今ではパソコンやタブレットで勉強をする子供も増えているため、知らず知らずのうちに子供の目はブルーライトに冒されているのです。
そんなブルーライトが子供に与える影響は、下記のことが挙げられます。
● 目の疲れ
● ドライアイ
● かすみ目
● 目の疲れから生じる腰痛・頭痛・肩こり
● 体内時計の乱れ
ブルーライトは強いエネルギーを持っているため、人間の網膜までそのまま到達してしまうため、特に目には直接的な影響を与えるといわれています。
ブルーライトが目以外に子供に与える影響
また、ブルーライトは子供に目だけでなく様々な影響を及ぼすと言われています。
その影響は下記が挙げられます。
● 体内時計が乱れることで、成長を促す十分な睡眠をとることができなくなる
● ブルーライトを浴びると夜であっても脳は昼間と勘違いしてしまう
● 寝付きが悪くなる・睡眠の質が低下する
● 脳が昼間と勘違いすることで自律神経の乱れも起こる
● 睡眠の質が悪くなることで寝不足、運動不足に繋がる
● ブルーライトは紫外線に近い光のため、しわやしみ、色素沈着の原因につながる
このようにブルーライトを子供が浴びることで、目以外にも様々な影響を受けてしまいます。
特に成長期の子供にとって大切な時期に体内時計や自律神経が乱れてしまうと、成長ホルモンの分泌にも大きく影響を与えてしまいます。
また、子供がスマホやタブレットを自分から見るのをやめない限り、そのまま見させ続けてしまうこともあるかもしれません。
ですが、子供は目の違和感や痛みに気付きにくいため、気付かないうちに目のトラブルが悪化してしまう場合もあるので、保護者は注意が必要です。

子供をブルーライトから守ろう!おすすめブルーライト対策グッズ
このようにブルーライトは子供に多くの悪影響を与えてしまうため、保護者はブルーライトから子供を守ってあげなければいけません。
ブルーライトから子供を守る一番の方法は、ブルーライトが発生するスマホ、タブレット、パソコン、テレビなどを子供に一切見せないことです。
ですが、テレビは今では当たり前のように家の中で点いてしまっていますし、子供が見たがったらどうしてもスマホを渡してしまうこともあるかもしれません。
そこでおすすめなのが、子供用のブルーライトカットグッズを使うことです。
今子供向けのブルーライトカット商品は多く販売されているので、その中でもおすすめの子供向けブルーライトカット商品をご紹介します。
ブルーライトカットメガネ
大人用のメガネにもブルーライトカットレンズを使ったメガネが多く販売されていますが、子供用のブルーライトカットメガネも多く販売されています。
子供用のブルーライトカットメガネには、子供がかけても痛くならない軽量素材、メガネの掛けひも(メガネバンド)が付属しているものもあるので安心です。
ブルーライトカットフィルム
普段子供が見ているスマホやタブレット、パソコンなどにブルーライトカットフィルムを貼るのもおすすめです。
ブルーライトカットメガネは目を保護してくれますが、目以外の肌までは守ってくれません。
子供の肌を守るためには画面から出るブルーライトをカットしなければ意味がないため、ブルーライトカットフィルムも併せて使うことがおすすめです。
画面に1枚フィルムを貼るだけでブルーライトを90%以上カットしてくれるものもあるため、高いカット率でブルーライトから子供の肌を守ってくれます。
スマホ用
※お使いの端末と商品の対応機種をご確認ください
タブレット用
※お使いの端末と商品の対応機種をご確認ください
パソコン用
※お使いの端末と商品の対応機種をご確認ください
子供の目を守るルテインゼリーを食べさせる
今では子供の目をブルーライトから守る「ルテインゼリー」も販売されています。
ルテインには視力低下・視界のぼやけなどを防ぐ効果のあり、人間の体からは生成されない成分のため食べ物などから補給しない限り摂取することができません。
また、日本眼科眼科学会も1日10mgのルテイン摂取を推奨しています。
このルテインゼリーは1歳から食べられるので、体の中から子供の目を守ってあげることも重要です。
子供用ルテインゼリーをチェックしてみる

ブルーライトから子供を守る親次第!ブルーライトカットグッズも上手に使おう
ブルーライトは子供の目だけでなく肌や睡眠、脳などに多くの影響を与えるので、親は注意が必要です。
子供は時間を決めてもなかなか見る時間を守ることができず、飽きるまで、眠くなるまでスマホやタブレットを見続けてしまいます。
また、目の痛みや違和感を感じづらく、それを親に伝えることもなかなかできません。
さらに、今では小学生からパソコンの授業が始まっているため、ブルーライトと子供は切っても切れない関係になりつつあります。
そのためにも、ブルーライトとは上手に付き合いながら親が子供をブルーライトから守ることが重要です。
今ではたくさんのブルーライトカット商品も販売されているので、ぜひこちらも活用してみてください。