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【公的臍帯血バンク】提供するメリット・デメリットとは?




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【公的臍帯血バンク】提供するメリット・デメリットとは?

 

妊娠をすると考え出すのが、臍帯血(さいたいけつ)の提供・寄付です。

 

この記事では、「公的臍帯血バンク」について下記のことをまとめています。

 

公的臍帯血バンクのメリット

公的臍帯血バンクのデメリット

 

妊娠したら寄付を考えよう!公的臍帯血バンク

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お腹の中で赤ちゃんとママを繋いでいるへその緒の中には、「臍帯血」という血液が流れています。

 

現在臍帯血には白血病などの病気の治療に効果があることがわかっており、ママの意思で臍帯血を公的に寄付することができます。

 

ですが、この公的臍帯血バンクで臍帯血の寄付をするにあたり、いくつかのメリットとデメリットがあります。

公的臍帯血バンクで臍帯血を提供するメリット

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公的臍帯血バンクで臍帯血の寄付をすることでのメリットをご紹介します。

臍帯血を必要とする誰かの命を救うことができる

 

まず第一に、臍帯血を必要としている誰かの命を救うことができます。

 

臍帯血を用いた治療を行う患者さんは、自分に適合する臍帯血を見つけなければなりません。

 

また、適合するものがなければ治療を行うことができません。

 

そのためにも多くのママたちが臍帯血を寄付することで、誰かの命を救える可能性が高くなります。

臍帯血は無償で提供することができる

 

公的臍帯血バンクで臍帯血を寄付する場合、ママはボランティアとして臍帯血を提供するため一切費用はかかりません。

 

通常、臍帯血は出産時に捨ててしまうものです。

 

ですが公的に臍帯血を寄付すればお金がかけずに、さらには臍帯血を無駄にすることなく誰かの命を救うことができます。

臍帯血を採取の際、痛みや負担はない

 

臍帯血はへその緒の中に流れている血液となるため、採取の際の痛みや負担は一切ありません。

 

また、赤ちゃんにも危険なことはないため、安心して臍帯血を提供することができます。

採取された臍帯血は10年間保存され治療に提供される

 

出産時に臍帯血を一度の採取するだけで、10年間保存してもらえます。

 

10年の間に必要とする患者さんの治療で用いられるため、長い間誰かの役に立つことができます。

公的臍帯血バンクで臍帯血を提供するデメリット

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一方、公的臍帯血バンクで臍帯血を提供するデメリットもあります。

保存した臍帯血を自分の家族に使うことはできない

 

公的臍帯血バンクでは、自分の子供や家族が万が一臍帯血を必要とする病気になった場合でも保存している臍帯血は一切使用することができません。

 

公的臍帯血バンクは、臍帯血の所有権を完全に放棄して提供する形となります。

 

そのため、赤ちゃんやその家族が血液疾患などの病気を患ったとしても、返却されることや優先的に使えるということは一切ありません。

 

あくまで公的バンクは「移植を待つ誰かの命を救うために」臍帯血を寄付するものとなります。

採取できる施設が限られている

 

公的臍帯血バンクで臍帯血を提供する場合、公的臍帯血バンクと提携している採取施設で出産をする必要があります。

 

産院ならどこでも可能ではなく、予め決められた産科施設でしか提供することができません。

 

そのため「ここで産みたい!」と決めている産院がある場合は、該当施設かどうかを確認をする必要があります。

 

下記のページでは公的臍帯血バンクと提携している採取施設が一覧となっていますので、一度確認してみてください。

 

www.bs.jrc.or.jp

民間臍帯血バンクも一緒に検討することがおすすめ

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画像引用:赤ちゃんのもしものために「民間臍帯血バンク」

 

公的臍帯血バンクは、あくまでボランティアとして誰かのために臍帯血を寄付します。

 

そのため、もしも自分の子供が臍帯血を必要とする治療を受ける際、公的に寄付した臍帯血は使用することができません。

 

もちろん公的臍帯血バンクで臍帯血を寄付することは素晴らしいことですが、「民間」での臍帯血バンクに臍帯血を保管することも一つの選択肢です。

 

民間臍帯血バンクにママの臍帯血を採取・保管すると、自分の子供のもしもの時に保管している臍帯血を治療に用いることができます。

民間臍帯血バンクの特徴

 

民間臍帯血バンクには下記の特徴があります。

 

自分の子供のもしもに備えて採取・保管をする

ママ(親)が契約者となり、保管委託契約を結ぶ

採取や保管に費用がかかる

民間バンクに預けられた臍帯血は、第三者に用いられることは一切ない

脳性麻痺の赤ちゃんに自己臍帯血を投与し、症状に改善がみられた例もある

厚生労働省に事業の届出をしている企業は2社

株式会社ステムセル研究所が業界シェア99%)

 

民間の場合は臍帯血の採取・保管に20万円以上かかってしまいます。(保管年数にもよります)

 

それでも大切な我が子のためにできる最大のプレゼントです。

 

もちろん採取した臍帯血は使わないに越したことがありませんが、「家族のお守り」として長期保管しておくことのも良いでしょう。

 

民間臍帯血バンクで臍帯血を保管するご家族は増えているので、妊娠がわかったら早めから資料請求などをしておくことがおすすめです。

 

 

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メリット・デメリットを理解して臍帯血の寄付を

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公的臍帯血バンクには、メリット・デメリットそれぞれあります。

 

出産後に捨ててしまう臍帯血を公的に寄付をするだけなので、お母さんやその家族には一切負担はないのが特徴です。

 

ですが、下記のデメリットをしっかり理解し早めに準備しておくことが重要です。

 

【公的臍帯血バンクのデメリット】

保管した臍帯血は我が子のもしもの時には使えない

臍帯血を採取できる施設が限られている

 

このことを理解した上で、公的臍帯血バンクを利用してみてください。

 

 

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