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「姪っ子が可愛くない」溺愛してた姪・甥が一瞬にして他人に見えてしまった話




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「姪っ子が可愛くない」溺愛してた姪・甥が一瞬にして他人に見えてしまった話

 

私には現在3歳になる姪っ子がいます。

 

私の息子は現在1歳8ヶ月のため、姪っ子の方が約1年早く生まれています。

 

その姪っ子は私の姉の子供なのですが、姪っ子が産まれた時は本当に本当に嬉しくて、毎日でも会いたいし何でも買ってあげたいし、なんなら代わりに私が育てたいと思っていたくらいめちゃくちゃ溺愛していました。

 

ですが、私はそんな可愛すぎる姪っ子を「あれ?全然可愛いと思えない・・・」と思ってしまった時期がありました。

 

 

以前の私「姪が可愛い!自分の子じゃないのになんでこんなに可愛いの?」

 

姪っ子が産まれた時、私は旦那の転勤で実家とは遠くの場所に住んでいたため、なかなか会えずにいました。

 

ですが、毎日のように母や姉から送られてくる姪っ子の写真にうっとりし、予定をつけて実家に急いで帰り約1ヶ月間私も実家に転がり込み、姉と一緒に姪っ子のお世話をしていました。

 

初めての血の繋がった姪っ子ということもあって、もう姪っ子は本当に食べちゃいたいくらい可愛くて、愛おしくて、まだ当分使えないようなものもバンバン買っては姪っ子に貢ぎ、姉が疲れている時は代わりに一日中抱っこしていたりミルクをあげたりオムツを替えたりと、もう姪っ子にメロメロでした。

  

「もう本当に家に持って帰りたいくらい可愛い・・・」と何度言ったかわからないくらいに。

 

もう姪っ子は私にとっては天使of天使で、姪っ子以外の子供は可愛いと思えなくなるくらいにとにかく天使だったのです。

姪っ子ラブの私にも妊娠が発覚

そんな姪っ子ラブ・姪っ子命で姪っ子に貢ぎまくっていた矢先に、私の妊娠が発覚しました。

 

「私にも姪っ子みたいな可愛い赤ちゃんが生まれるのね♪」と浮かれながら、妊娠中は変わらずずっと姪っ子ラブだった私。

 

「これからあんただってお金かかるんだから、お腹の子のために貯金しなさいよ!」と実家の母に怒られるくらいに、妊婦でも姪っ子に会いたくて実家にちょこちょこ帰り姪っ子に色々買ってあげていました。

 

ですがそんな可愛すぎる姪っ子への愛情が一瞬にして無くなってしまった出来事がありました。 

子供を出産した途端、姪っ子への愛情が5%くらいに激減

 

そして私が無事息子を出産し5日間の入院を経て退院すると、実家に姉が姪っ子を連れて遊びに来ていました。

 

その時私は「あ~●●ちゃ~ん♪」と姪っ子に話しかけたものの、以前に比べれば姪っ子への絡みはかなりサラッとでした。

 

そして私は私で黙々と自分の子供(息子)の育児をする。

 

また別の日に姉が姪っ子を実家に連れてきても、私はまたサラッと姪っ子に絡み、以前のような濃厚の絡みはない。

 

また、姪っ子の写真が姉から送られてきても「お~可愛い~」と思うけど、以前のような「やばい何この天使!もう明日会いに行っちゃお!!!」みたいな気持ちがない。

 

 

そんな感じの日が続いたある時、私はふと思うことがありました。

 

「あれ???私前に比べて姪っ子への熱が無くなっちゃった・・・もちろん姪っ子は可愛いけど、前ほど可愛いって思えなくなってる・・・?」

 

 

以前は本当に本当に姪っ子を食べてしまいたいほど可愛くて、自分の子供にしたいくらい欲しかった。

 

だけど、今は息子が生まれて毎日夢中で育児をして、自分が母親になった瞬間に姪っ子は私の眼中にはいなくなっていたのです。

 

 

確かに姪っ子は本当に本当に可愛い。

 

よその子に比べたら一億倍可愛い。

 

だけど、前のような熱が無くなったのは、今は姪っ子よりも命をかけて守らなければいけない息子がいるから、そして世界で一番可愛い息子が今目の前にいるから。

 

 

その時の私の中では完全に、姪っ子<<<<<<<息子になっていました。

母親になった瞬間から、我が子以外の子供を可愛がる余裕がなくなる

 

今息子が1歳8ヶ月になり、私も母親として1年8ヶ月になります。

 

今は息子もたくさん寝てくれるし、こうやってブログを書く時間もあるし、私も育児にも慣れてきたので、姪っ子にまた会えば「きゃ~~~~可愛い~~~!!!」と頭をくしゃくしゃにしたくなるくらいに可愛がっています。

 

だけど今冷静に思えば、あの時の私は息子を産んだ瞬間から本当に毎日余裕がなかったのです。

 

毎日初めてづくしの育児をやり、わからないこともたくさんあるし、毎晩夜泣きで2時間おきに起こされる。

 

母乳が出なくて悩んだ時もあったし、息子の予防接種も検診もワタワタしながら向かった記憶がある。

 

それに赤ちゃんを連れてのお出かけは本当に荷物もたくさんあって大変だし、外出先で授乳室やおむつ替えができるところを探すのだって本当に一苦労。

 

 

今思えば、本当に本当にあの時は息子を育てることで精一杯だったんだなぁと思います。

 

そんな時、やっぱり息子以外の他の子を「可愛い」と思える余裕が無かった。

 

それはあの時姪っ子だから、甥っ子だから、兄弟の子だからじゃなく、息子以外全員が視界に入ってこないくらいでした。

 

あの頃の私は毎日息子を無事に育てることが何よりの自分の仕事だったし、母親としての責任感もあったし、息子以外はもう眼中になかったのです。

(もちろん旦那は完全にどうでもよかった) 

 

母親の本能で我が子を守ることが最優先になる

「母親になる」ってきっとこうなんだろうなと思います。

 

私は元々姪っ子だけでなく、友達の子供も全く知らない子供まで見かければ戯れたくなるほど、子供が大好きでした。

 

だけど私は母になった瞬間から、あんなに可愛がっていた姪っ子さえも一瞬にして可愛いと思えなくなってしまった。

 

もちろん友達の子供だったり、外出先で見かける子供もそう。

 

息子が生まれてからちょこちょこ近所の支援センターに行っていたけど、そこでもよその子どもは全く可愛いと思えなくなっていました。

 

 

だけどこれって、母親としての本能なのかもしれないと思ったりする。

 

我が子が生まれた瞬間、女は母親モードに切り替わり、自分の子供を一生懸命育てようとする。

 

自分の趣味の時間や遊びに行く時間はもちろん、寝る時間も、場合によってはトイレに行く時間、お風呂に入る時間だって短縮させて自分の時間も犠牲にしてまで子育てをする。

 

その結果、我が子以外を可愛いと思える余裕がなくなる。

 

それくらい母親は毎日必死に子育てをしているし、それが女の本能なんだと思うのです。

 

一方の旦那は、父親になっても何も変わらなかった

私が息子を産んで姪っ子を可愛いと思えなくなった頃、旦那にこんなことを聞いてみたことがあります。

 

「息子が生まれたからどう?今まで通り甥っ子(旦那の姉の子供)可愛い?」

 

すると旦那はこう即答したのです。

 

「当たり前だろ!甥っ子は可愛いよ!自分の子供と同じくらいに甥っ子は可愛いし、二人を比べるのはいけないと思う。」

 

 

はあ・・・がっくり。

 

まあ確かに子供のどちらが可愛いかだなんて比べたらいけないのかもしれないけど、そこは「やっぱり自分の子でしょ!」と言って欲しかった。

 

「女は母親になった瞬間、我が子の育児が最優先になって可愛い血の繋がった姪っ子さえ可愛いと思う余裕がなくなるのに、男って父親になっても何も変わらないんだな・・・まあそりゃあ命がけで育児してないもんねあなたは」と思った瞬間でした。

息子が1歳を迎えた頃、姪っ子の可愛さがようやく戻ってきた

 

私が子供を産んだ瞬間に姪っ子フィーバーがゼロに近い状態までなくなってしまい、「子供がいる限り姪っ子への熱はずっとこのままなのかな」と思った時期はあったものの、息子が1歳を迎えたあたりからまた「うちの姪っ子可愛いぜえええ!!!!」と思うようになってきました。

 

もちろん我が子が生まれる前と同じ熱量かと聞かれればそうではないですが、ゼロに近い状態の頃に比べれば断然今はまた「姪っ子可愛い!!!」と思えるようになっています。

 

それは、私自身が子育てにも慣れてまた自分の子供以外にも可愛いと思えるくらいに、育児に余裕が出てきたんだと思います。

 

また、あの時は産後のホルモンバランスの乱れもあったのかなと思います。

 

私の場合、子供を産んでからは息子を旦那や義母に触られたくないガルガル期とマタニティブルーがかなりあったので、それもあって「我が子だけ」になってしまっていた時期もあったのだと思います。

 

 

またその後、姉にもう一人子供が生まれましたが、その子に対しても「可愛いなおい!!!」と思えるようになっていますし、会えば息子そっちのけで姪っ子たちと遊んでいます。

 

 

ですが、女は母親になれば我が子以外が眼中にないのは仕方がないことだと思います。

 

「我が子を全力で育てる」ことが母親としての宿命だと思うから。

 

 

だから今、私の妹が息子のことを「可愛い~おばちゃんとあそぼ!」とたくさん遊んでくれているのも今だけなんだろうなと思ったりする。

 

きっと妹にも子供ができれば、私と同じように自分の子供の育児に精一杯になって、我が子以外を可愛がる余裕はなくなるだろうから。

 

そんな時は「いいよ、うちの子どもは放っておいて自分の子供を心から可愛がってあげて!」と言ってあげたいと思っています。