妊娠をすると考え出すのが「民間臍帯血(さいたいけつ)バンク」です。
この記事では、民間臍帯血バンクについて下記のことをまとめています。
妊娠したら早めに考えよう!民間臍帯血バンク
民間臍帯血バンクとは、お母さんの臍帯血を採取・保管する事業者です。
もしも将来自分の子供がや自閉症や脳性麻痺などになった場合、お母さんの臍帯血(さいたいけつ)を民間臍帯血バンクに預けておくことで、その治療に役立つ可能性があります。
民間臍帯血バンクの特徴
民間臍帯血バンクの特徴は、下記となります。
● 自分の子供のもしもに備えて採取・保管をする事業者
● ママ(親)が契約者となり、保管委託契約を結ぶ
● 臍帯血は出産の時にへその緒から採取する
● 民間バンクに預けられた臍帯血は、第三者に用いられることは一切ない
● 脳性麻痺の赤ちゃんに自己臍帯血を投与し、症状に改善がみられた例もある
● 厚生労働省に事業の届出をしている企業は2社
民間臍帯血バンクは、「赤ちゃん本人や家族の万が一に備えて」臍帯血を保管するものです。
採取・保管の費用はかかりますが、「家族のお守り」としてママの臍帯血を保管するご家族が増えています。
民間臍帯血バンクのメリット・デメリット
そんな我が子のための民間臍帯血バンクには、メリットとデメリットがあります。
申し込む前にそれぞれ知っておくことが重要です。
民間臍帯血バンクのメリット
民間臍帯血バンクのメリットはこちらです。
治療法のない疾患・病気の治療に役立つ可能性がある
お母さんが臍帯血を採取・保管しておくことで、下記の疾患に対する再生医療・細胞治療での利用が期待されています。
● 脳性まひ
● 自閉症
これらの疾患には現在十分な治療法がありませんが、臍帯血はこれらの治療に利用できる可能性があると言われています。
また、今後臍帯血を利用した治療対象が増えることが予想されているため、民間臍帯血バンクの重要性はさらに高まるものと期待されています。
適合率が100%
第三者に提供する公的臍帯血バンクの場合、適合するドナーがなかなか見つからないこともあります。
ですが民間臍帯血バンクは、本人のものなので適合率が100%となります。
もし臍帯血が必要な疾患にお子さんがかかってしまった場合、民間臍帯血バンクに保管してあればすぐにお母さんの臍帯血を提供してもらえるので安心です。
お母さん・赤ちゃんに痛みも負担がない
臍帯血はへその緒から採取する血液です。
そのため、採取の際にお母さんや赤ちゃんに痛みや危険がないのも特徴です。
母子ともに負担が一切ないため、安心して採取することができます。
白血球の型が全て一致しなくても移植可能
骨髄移植の場合、白血球の型(HLA型)が一致しないとお互いが持つ白血球が攻撃し合い拒絶反応が起こってしまうケースがあります。
ですが、もしもの時に臍帯血移植を行う際、臍帯血は白血球の型が全て一致しなくても移植が可能です。
赤ちゃん本人だけでなく兄弟にも利用できる可能性がある
臍帯血を移植する場合、採取した際の赤ちゃん本人だけでなく兄弟・姉妹にも適合する可能性があります。
兄弟がいる場合は、もしもの時に臍帯血を活用できる機会が増えるのも特徴です。
民間臍帯血バンクのデメリット
一方で、民間臍帯血バンクのデメリットもあります。
我が子以外に臍帯血を提供することができない
民間臍帯血バンクは、我が子の病気に備えて臍帯血を採取・保管する事業者です。
そのため、民間臍帯血バンクに提供した臍帯血は、自分(ママ)の子供以外の使用はできません。
我が子以外に必要としている患者に臍帯血を提供したい場合は、公的な臍帯血バンクに臍帯血を寄付する必要があります。
【臍帯血バンク】公的と民間の違い・費用は?迷うなら必ず知っておくべき情報
採取・保管に費用がかかり高額
民間臍帯血バンクは臍帯血の採取・保管に費用がかかります。
現在民間の臍帯血バンクは、株式会社ステムセル研究所が業界シェア99%となっていますが、その費用は下記となります。
初回保管年数 |
1年 |
10年 |
20年 |
保管費用 |
225,500円〜 |
275,000円〜 |
330,000円〜 |
※保管期間を1年・10年・20年から選べます
※保管更新には別途更新手数料5,500円(税込)がかかります
初期費用だけで20万以上、さらには保管費用として年間5500円かかるため、妊娠中に高額な費用を準備する必要があります。
また、臍帯血は移植をしないに越したことはありませんが、移植の必要な病気にかかるかどうかもわからないまま長期保存をすることで、その分費用が加算されてしまいます。
通院している産院で対応できない場合がある
民間臍帯血バンクは、誰でもどこでも必ず採取が出来るわけではありません。
産院によっては対応していない場合があるため、まずは臍帯血の採取が可能かどうかを産院に問い合わせる必要があります。
また、通院している医療機関で対応できない場合、転院を検討する妊婦さんもいるようです。
民間臍帯血バンクのおすすめはステムセル研究所
画像引用:民間臍帯血バンク【ステムセル研究所】
民間臍帯血バンクにはメリット・デメリットがそれぞれあります。
「デメリットも踏まえた上で民間臍帯血バンクを申し込みたい!」という場合は、ステムセル研究所の臍帯血バンクがおすすめです。
株式会社ステムセル研究所は、約5万5千名の赤ちゃんの臍帯血を預かっており、業界シェアは99.9%です。
民間の臍帯血バンクを探すのであれば、ステムセル研究所が一般的になっています。
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ステムセル研究所をチェックするフリーアナウンサー枡田絵理奈さんも利用
株式会社ステムセル研究所の臍帯血バンクは、フリーアナウンサーの枡田絵理奈さんも利用されています。
桝田さんは、第一子・第二子の時には公的臍帯血バンクにて臍帯血の寄付をされてそうですが、第三子出産の際にステムセル研究所の臍帯血バンクを利用されています。
桝田さんはHPのインタビューにてこのように語られています。
「我が家に臍帯血保管は、親から生まれてくる赤ちゃんへの、そして赤ちゃんからお兄ちゃんお姉ちゃんへのプレゼントだと思っています」
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ステムセル研究所をチェックする民間臍帯血バンクはデメリットよりもメリットの方が大きい
民間臍帯血バンクには費用が高いなどのデメリットもありますが、それ以上に下記のメリットの方が大きいです。
● 重大な病気の治療に活用できる
● 母子共に負担がない
● 適合率100%
● 兄弟にも利用できる
このような点は、もしもの時には高額なお金を出してでも欲しいものです。
金額は高額にはなりますが、それでも我が子のもしもに備えて民間の臍帯血バンクを利用するご家庭は増えています。
重大な病気になった時のことを考えれば安いのかもしれません。
民間臍帯血バンクに興味を持ったらまず資料請求を
民間臍帯血バンクのステムセル研究所では、無料で資料請求ができます。
民間臍帯血バンクに興味を持ったら、一度資料請求をしてご家族でよく話し合うことが重要です。
ぜひ我が子のために民間臍帯血バンクを利用してみてください。
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