この記事では、下記のことをまとめています。
● NIPT(新型出生前診断)を受けるメリット
● NIPT(新型出生前診断)を受けるデメリット
● 人気でおすすめのNIPTクリニック
● 妊娠中のママにおすすめのアイテム・情報
- 新型出生前診断(NIPT)とはどんな検査?赤ちゃんの何がわかる?
- NIPT(新型出生前診断)を受けるメリット
- NIPT(新型出生前診断)を受けるデメリット・問題点
- 手軽に受けられるNIPTはよく話し合ってから受診を
- 人気でおすすめのNIPTクリニック3選
- 妊娠中のママにおすすめ情報・アイテム
新型出生前診断(NIPT)とはどんな検査?赤ちゃんの何がわかる?
新型出生前診断(NIPT)とは、妊娠の10週後以降に行うことができるスクリーニング検査(非確定的検査)のことです。
妊婦さんの血液を採取しその血液の中に含まれる胎児のDNAのかけらを調べることで、お腹の赤ちゃんの染色体異常がないかを調べることができます。
染色体に異常があるとお腹の赤ちゃんが先天異常を持って生まれる可能性があり、特に先天異常の中には高齢出産と関連があるものもあります。
また、先天異常は妊娠した年齢にかかわらず、赤ちゃん全体の3~5%みられることが統計的に明らかになっており、近年新型出生前診断を受診する人が増えています。
新型出生前診断(NIPT)でわかること
新型出生前診断(NIPT)を受けることで、お腹の赤ちゃんについて下記のようなことがわかります。
染色体異常症(異数性)
状態 | 影響 | 原因 |
---|---|---|
ダウン症候群(21トリソミー) | 重度 | 21番染色体の3つのコピー |
エドワーズ症候群(18トリソミー) | 非常に重度 | 18番染色体の3つのコピー |
パトー症候群(13トリソミー) | 非常に重度 | 13番染色体の3つのコピー |
ターナー症候群(モノソミーX) | 様々 | 1つの染色体X |
トリプルX症候群(トリソミーX) | 軽度 | 染色体Xの3つのコピー |
クラインフェルター症候群(XXY) | 軽度 | X染色体の余分なコピー |
ヤコブ症候群(XYY) | 軽度 | Y染色体の余分なコピー |
遺伝子異常性(微小欠失症)
状態 | 影響 | 原因 |
---|---|---|
ディジョージ症候群(22q11.2) | 重度 | 22番染色体の一部の削除 |
1p36欠失症候群 | 重度 | 1番染色体の一部の削除 |
ウルフ・ヒルシュホーン症候群(4p16.3) | 重度 | 4番染色体の一部の削除 |
ねこ啼き症候群(5p) | 様々 | 5番染色体の一部の削除 |
プラダー・ウィリー症候群 アンジェルマン症候群 (15q11.2-q13) |
重度 | 15番染色体の一部の削除 |
NIPT(新型出生前診断)を受けるメリット
NIPTは上でご紹介した様々な病気がわかること以外にも、このようなメリットがあります。
お母さんの採血だけで検査ができる
出生前診断といえば、羊水検査や絨毛検査が有名です。
ですが羊水検査では羊水を採取し、絨毛検査では胎盤の一部である絨毛を採取する必要があるため、母体にも赤ちゃんにも大きな負担がかかってしまいます。
ですがNIPTならお母さんが採血をするだけで検査をすることができ、お腹の赤ちゃんにも影響がないため安心して受けることができます。
流産や死産のリスクがない
確定的検査の羊水検査ではお母さんのお腹に細い針を刺す必要があるため、流産や早産、死産、出血などのリスクがあります。
一方、新型出生前診断(NIPT)では母体から採血した血液のみを使って検査をするため、母子ともに体に大きな影響はありません。
妊娠10週の早期に検査ができる
新型出生前診断(NIPT)は妊娠早期の10週から検査ができるので、赤ちゃんの状態を早く知ることが出来ます。
そのため、赤ちゃんを受け入れる準備が早くできるのもメリットの一つです。
検査精度が高い
新型出生前診断(NIPT)は、検査精度が高いのが特徴です。
検査機関によっても精度が異なりますが、母体血清マーカーやコンバインド検査といった非確定的な検査と比べて検査精度が高いと言われています。
NIPT(新型出生前診断)を受けるデメリット・問題点
一方でNIPTには、このようなデメリットや問題点があります。
結果を知ることで混乱してしまう
「検査を受けて早く安心したい」という気持ちからNIPTを受ける妊婦さんは多いですが、その一方で結果を知ることでかえって混乱してしまうこともあります。
もしも結果が陽性だった場合、今後どうしていくのかを夫婦でしっかり話し合う必要がありますし、産むか産まないかの決断もしなければいけません。
「安心したいから」と思って受けた検査も、結果によっては安心できない場合があることも頭に入れる必要があります。
羊水検査や絨毛検査になった場合、流産のリスクも
もしもNIPTの検査で陽性だった場合、その後羊水検査や絨毛検査をします。
その際、羊水検査では羊水を、絨毛検査では胎盤の一部である絨毛を採取する必要があるため、少なからず流産のリスクがあることも知っておかなければいけません。
保険適応外で検査費用が高い
NIPTの検査費用は20万円前後と高いのが特徴です。
また、検査は保険適応外となるため全て自費です。
検査時期によってはすぐに結論を出さなければいけない
もしもNIPTの結果が陽性だった場合、お腹の赤ちゃんを産むか産まないかの決断をしなければいけません。
その場合、中絶できる時期は決まっているため、検査をした時期によってはすぐに結論を出さなければいけないことも。
また、赤ちゃんの胎動が始まっている場合は、そのような時期に産むか産まないか決断するのはとても辛いことです。
手軽に受けられるNIPTはよく話し合ってから受診を
NIPT(新型出生前診断)はお母さんの採血のみで低リスクで受けられることから、受診する妊婦さんはとても増えています。
また、NIPTを受けられるクリニックが全国的に増えていることからも、手軽な検査方法の一つでもあります。
ですが「安心したいから」という理由だけでNIPTを受けると、もしも陽性だった場合に夫婦の生活が一変してしまうこともあります。
中には人工妊娠中絶を選ぶ家族もいます。
そのため、NIPTは軽い気持ちで受けるのではなく、家族でよく話し合ってから検査を受けるか決めることが大切です。
人気でおすすめのNIPTクリニック3選
そんなNIPT(新型出生前診断)を受けられるクリニックは、全国に多くあります。
中でもNIPT検査に定評があり人気でおすすめのクリニックを、厳選してご紹介します。
【全国】平石クリニック
平石クリニックは、全国各地(北海道・新潟・東京・埼玉・愛知・滋賀・京都・大阪・広島・山口・福岡・沖縄)でNIPTの検査を実施しているクリニックです。
東京だけでも8ヶ所に提携院があるほど大きなNIPTクリニックです。
2019年度の顧客満足度95%、2020年1-7月期の顧客満足度97%を獲得するなど、多くの妊婦さんたちに選ばれています。
平石クリニックの特徴
● 顧客満足度97%を獲得
● 東京だけで8ヶ所あるのでアクセスの良いところを選べる
● 土日祝日も予約可能
● 年齢制限なし
● 認定遺伝カウンセラーが在籍していて検査前後、何度も無料で相談できる
● 検査後のフォローも充実
● 検査結果が陽性の場合、羊水検査費用は全額負担してくれる
● 一度の来院で結果は最短6日で出る
● 双子の検査も可能
● 検査費用は198,000円〜
\ 顧客満足度97%の実績あり! /
平石クリニックをチェックしてみる【全国】ラジュボークリニック
ラジュボークリニックは東京・愛知・大阪・福岡・沖縄にあるNIPTクリニックです。
「一人でも多くの妊婦さんに安心してもらいたい」という思いから8.8万円台から受けられるプランがあり、価格が安いのも特徴です。
ラジュボークリニックの特徴
● 8.8万円台から受けられるプランあり
● 認定遺伝カウンセラーの無料相談あり
● 土日でも検査が可能
● 一度の来院で検査時間は30分程度
● 検査は年齢制限なし・一人での受診可能
● 検査結果が陽性の場合、その後の羊水検査費用は全額負担してくれる
\ 8.8万円代からNIPTを受けられる! /
ラジュボークリニックをチェックしてみる【オンライン診療】ミネルバクリニック
ミネルバクリニックは東京都にあるクリニックですが、オンライン診療を行っているため遠方の方・県外の方でもNIPTを受けられます。
また、ミネルバクリニックは国内唯一のスーパーNIPT(第3世代NIPT)を提供しているクリニックです。
スーパーNIPTは通常のNIPTの約2.5倍の設備投資と高い技術が必要な検査なほど、正確性の高いNIPT検査です。
ミネルバクリニックの特徴
● 国内唯一のスーパーNIPT(第3世代)を提供している
● スーパーNIPTは世界で1社しか行っていない今最も正確性の高いNIPT検査
● 日本で唯一デノボ検査を実施している
● オンライン診療もあるため遠方でもNIPTが受けられる
● 臨床遺伝専門の女性医師による検査
● 土日祝日も診療可能
● NIPT検査の年齢制限なし・紹介状不要
● 万が一陽性だった場合、羊水検査費用を15万円まで負担してくれる
検査内容・費用(料金)
検査 |
検査内容 |
費用(税込) |
スーパーNIPT(第3世代) ※基本検査
|
13、18、21染色体、性染色体検査、性別判定 |
176,000円 |
スーパーNIPT geneプラス(第3世代)
|
13、18、21染色体、微小欠失検査(4種)、100種の遺伝子検査 |
236,500円 |
マルチNIPTデノボプラス
|
マルチNIPTカリオセブン、微小欠失検査(9種)、デノボ |
352,000円 |
ミネルバクリニックは日本で唯一スーパーNIPTを提供し、さらにデノボ検査を実施しています。
(※デノボ検査:1/600の確率で起こる突然変異による重度な遺伝性疾患の検査)
遠方であっても最新のNIPT検査を受けたい方は、オンライン診療でミネルバクリニックを受診してみるのもおすすめです。
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ミネルバクリニックをチェックする地域別のおすすめNIPTクリニック
上でご紹介したクリニック以外でも、各都府県のおすすめNIPTクリニックをまとめています。
地域別に詳しく見たい方は、ぜひ下の記事も参考にしてみて下さい。
妊娠中のママにおすすめ情報・アイテム
妊娠中のママにおすすめの情報やマタニティ時期に取り入れるアイテムをご紹介します。
【無料】ゼクシィBaby
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その理由は、妊娠中のママが十分な葉酸を摂取することで、お腹の赤ちゃんの先天異常を減らせる可能性があるからです。
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