赤ちゃんのおもちゃで定番なのが「オーボール(Oball)」ですよね。
子供がいない人でも、赤ちゃんがベビーカーにくくりつけてあるオーボールで遊んでいるところを見たことがあると思います。
オーボールは、日本だけでなく世界中で遊ばれている子供用のおもちゃです。
私もお出かけをしたり、お友達のお家に遊びにくと必ずと言っていいほど今ではみんながオーボールを持っています。
なぜそんなにもオーボールが人気なのか?その人気の理由と子供に遊ばせてみたレビュー、オーボールの種類などについてご紹介します。
- 赤ちゃんの知育玩具「オーボール」ってどんなおもちゃ?
- オーボールが世界中は人気!選ばれる理由は?
- 実際に息子にオーボールを遊ばせてみた感想・レビュー
- オーボールの種類や特徴を徹底比較!おすすめはどれ?
- できることがまだ少ない赤ちゃんにとってはオーボールは最高のおもちゃ
赤ちゃんの知育玩具「オーボール」ってどんなおもちゃ?
オーボール(Oball)とは、世界中で遊ばれている赤ちゃん用のボールのおもちゃです。
「オーボール(Oball)」は商品名でもあり、ブランド名でもあります。
オーボールの対象年齢は0歳からとなっているため、赤ちゃんにとっては初めて手にするおもちゃがオーボールというお子さんも多いかと思います。
生後2ヶ月頃を過ぎて赤ちゃんがママの指を握ったり物を握れるようになれば、オーボールでも遊べるようになります。
オーボールはボールのように丸い形をしていますが、網目状になっていてとてもやわらかい素材でできています。
転がしたり、投げたり、つぶしたりいろいろな遊び方ができ、さらに網目が細くて柔らかいため、赤ちゃんでも握りやすいのが特徴です。
オーボールが世界中は人気!選ばれる理由は?
オーボールは世界中のママや赤ちゃんから選ばれていて、ママや赤ちゃんにとって嬉しいポイントがいくつもあります。
なぜオーボールがこんなにも人気で選ばれている理由を、詳しくご紹介していきます。
①赤ちゃんが握りやすく安全な形状
オーボールは細い網目模様になっているので、赤ちゃんでも握りやすくなっています。
また、つなぎ目がないため服に引っかかったり赤ちゃんが遊んでいる時に顔に引っかかったりする心配がないのも嬉しい特徴です。
②超軽量で赤ちゃんが握りやすいサイズ感
定番のオーボールは直径約10cmと赤ちゃんでも遊びやすいサイズ感です。
また、重量は約25gと超軽量のため、ねんねの赤ちゃんでも簡単に持って握ることができます。
もし赤ちゃんの顔の上にオーボールが落ちてしまっても、軽量で角のない円形なので怪我をする心配もありません。
さらに、軽量なのでベビーカーにつけたりママバッグに入れて持ち歩きやすいのもポイントです。
③赤ちゃんが認識できる幾何学模様
生後2,3ヶ月頃の赤ちゃんは動くものを目で追うようになり、さらに幾何学模様を認識できるようになります。
そんな赤ちゃんにとっては、たくさんの網目でできているオーボールの形状は、認識しやすくとても興味の湧くおもちゃなのです。
④赤ちゃんが舐めても安心な素材
オーボールは接着剤は使っておらず素材はポリウレタン100%のため、赤ちゃんが舐めても安心な素材です。
赤ちゃんは物が握れるようになると握ったものを口に持っていき、口で確かめようとするため、ママとしては安心できる素材のもので遊ばせたいですよね。
そんな時、オーボールは安心・安全な素材で赤ちゃんが舐めても大丈夫という点は嬉しいポイントです。
⑤様々な遊び方をすることで脳の発達を促してくれる
オーボールは一見ただの網目の小さなボールに見えますが、赤ちゃんにとっては様々な遊び方ができるおもちゃなのです。
例えば、握る・離す・投げる・口に持っていく・舐めるなどです。
大人からすれば大した動きに感じないかもしれませんが、赤ちゃんにとってこれらの動きはとても刺激のある大きな動きなのです。
この動きを繰り返すだけでも赤ちゃんにとっては様々な刺激を受け、脳の発達も促されるため、オーボールは「知育おもちゃ」としても選ばれています。
⑥水洗いや除菌ができるので清潔に保てる
赤ちゃんはおもちゃをすぐに舐めてしまうので、どうしても衛生面が気になります。
また、おもちゃによっては水洗いができなかったり、形状的に洗いづらかったりと、清潔に保つのが難しいおもちゃもあります。
ですが、オーボールはポリウレタン100%のため水や中性洗剤でゴシゴシ洗っても問題ありません。
また、水洗いをしなくても除菌ティッシュでササッと拭くこともできるので、常にオーボールを清潔に保つことができます。
ただし、オーボールの素材は熱に弱いため、煮沸消毒はできませんのでご注意を。
ミルトンなどの薬液での消毒は絶対にダメ
オーボールはミルトンなどの薬液につけて消毒するのは禁止されています。
次亜塩素酸ナトリウムとオーボールは相性が悪く、オーボールのお手入れ方法にも書かれてあります。
ネットで見ていると人によっては大丈夫だったという声もありますが、ベタベタしたり、色が白く濁ることもあるようです。
ですが、オーボールではミルトンの薬液での消毒は推奨されていないので、やめておきましょう。
⑦プチプラ価格で手軽に買いやすい値段設定
オーボールの種類は何種類かありますか、全て1000円前後で購入することができます。
一番定番の「オーボールベーシック」なら1000円以下で販売されています。
ちょっとしたプレゼントにもオススメの価格帯です。
実際に息子にオーボールを遊ばせてみた感想・レビュー
我が家も子供が生まれてすぐにオーボールを購入し、遊ばせました。
その時に子供の動きや遊び方を見て気づいたことや遊ばせてみた感想をご紹介します。
生後3ヶ月頃はまだ掴んで離すの繰り返し
うちの息子は生後2ヶ月を過ぎたくらいから目で動くものを追うようになり、おもちゃを渡すと掴むようになったので、生後3ヶ月くらいから「オーボール ラトル」のブルーで遊ばせてみました。
すると、やっぱり網目が細くて軽いからか掴みやすいようで、掴んでは離して掴んで離してを繰り返していました。
この頃は大人がオーボールを持ってあげて、赤ちゃんの手や顔に近くに持っていかないとなかなか掴んでくれませんが、「自分の手でものを掴んだ!」というだけで息子はとても喜んでいました。
オーボールを舐め舐め。網目に舌を入れるのがめっちゃ可愛い
オーボールを掴むことに慣れると、その後はオーボールを顔の近くに持っていき舐めるようになりました。
その時、子供の舌がどうしても網目に引っかかって網目の間に舌が入ったりするので、それがすごく可愛かったです。
この頃の息子は、基本ずっとオーボールで遊んでいて、他のおもちゃは渡してもあまり興味がない感じでした。
恐らくオーボールが一番掴みやすくて、舐めた感触も網目でボコボコするので面白かったのだと思います。
徐々にオーボールを顔の前で振ったり投げるように
その後はオーボールを掴んで顔の前で振るようになりました。
息子に買ってあげたオーボールは、「オーボールラトル」だったため、オーボールを振ると中に入っているビーズがカラカラと音が鳴るので、その面白さがわかったのだと思います。
また、掴んだオーボールを投げるようにもなりました。
正確にいうと投げるというよりも、掴んで左右に振りながら離すという感じでした。
息子が投げることにハマるとあっちこっちへオーボールが行ってしまい、それをまた拾って渡すのが面倒になってきたので、オーボール専用のストラップを購入しました!
うちの場合は、子供がバウンサーに乗っている時にオーボールで遊ばせていたので、オーボールをストラップに付けて、バウンサーに固定していました。
ストラップがあると床に転がってしまってもコロコロどこかに行ってしまう心配もないので、まだ動けない赤ちゃんにはストラップを引っ掛けてあげるのがおすすめです。
あれ?気づけば足でオーボールを遊んでる・・・
その後は車のチャイルドシートにストラップでオーボールを取り付けていたのですが、息子が生後半年くらいになると、気づけばオーボールを足で遊んでいました。笑
手で遊んでいたのと同様に、足の指で網目を掴んで足で掴んで離してを繰り返して遊んでいました。
その後はオーボールはただのおもちゃ入れに
子供はオーボールを徐々に遊ばなくなります。
なぜなら、子供は徐々にできることも増えるし、音の鳴るオモチャや積み木などにも興味を持ち出すからです。
オーボールは掴んだり投げたりするだけなので、なんだかもう飽きている感じでした。
オーボール自体もものを掴むようになり出した0歳が対象のため、成長とともに自然とオーボールは卒業していきます。
ですが、現在1歳7ヶ月の息子のおもちゃ箱にはまだオーボールは入っていますが、たまにオーボールを引っ張り出してきて網目の隙間から小さい人形を入れたりして遊ぶようになりました。
オーボールは赤ちゃんのおもちゃではありますが、その後は子供の成長とともには大人が考えもしないような遊び方をします。
オーボールは1歳以降もいろんな遊び方でオーボールと触れ合っていくので、とても面白いおもちゃだと思います。
結果:オーボールを買ってよかった!本当によく遊んだおもちゃ!
うちの息子は、初めてオーボールで遊んだ生後3ヶ月頃から10ヶ月頃まで、本当に夢中でオーボールで遊んでくれました。
最初はねんねをしている息子に持たせて遊ばせ、その後はバウンサーに取り付けて遊ばせて、チャイルドシートに取り付けて車の中で遊ばせ、さらにズリバイやハイハイができるようになってからは自分で投げて取りに行く、ということもしていました。
その後は他のおもちゃに夢中になることもありましたが、上でもご紹介した通り、今では息子はオーボールの網目の隙間から人形を入れるのになぜかハマっています。
掴む・離す・投げる・口に持っていく・舐めるといった赤ちゃんならではの遊び方もあれば、本当にボールのように遊ぶ時期もあったり、はたまた収納箱のように遊ぶ時期もあったりで、息子の成長とともにオーボールのいろんな顔を見ることができました。
「たった1000円のおもちゃがこんなに長く役立ったなんて・・・」と改めて今驚いています。
オーボールの種類や特徴を徹底比較!おすすめはどれ?
みなさんがよく見るオーボールは、シンプルな円形のオーボールだと思います。
ですが、一見同じオーボールに見えても、実はオーボールは種類が豊富なので違う種類のものかもしれません。
オーボールにはどんな種類のものがあるのか、特徴などを詳しくご紹介していきます!
オーボール ベーシック
オーボールベーシックは、細い網目状に円形になっているオーボールの定番のデザインです。
カラフルな色でできているので、少しづつ色が見えてくる赤ちゃんはオーボールベーシックに興味が湧くでしょう。
付属品がなく軽量で当たっても痛くないため、生後2ヶ月頃の赤ちゃんでも遊ぶことができます。
赤ちゃんでも持ちやすいシンプルデザインです。
オーボール ラトル
画像引用:オーボール ラトル ベビー・幼児 ラングスジャパン
オーボールラトルは、オーボールの3箇所にビーズが入った部分があり、オーボールを振るとカラカラと音が鳴るのが特徴です。
うちはこの「オーボールラトル」を持っていましたが、軽いのに音もなるのでおすすめです。
握る、振る、転がすというすべての動きに連動して、カラカラとかわいい音が出るので赤ちゃんは喜んで遊んでくれます。
ビーズの入っているラトルとオーボール本体の接合面は接着材を使用していないので、この部分も舐めても安心です。
オーボール オーシェイカー
画像引用:オーボール シェイカー ベビー・幼児 ラングスジャパン
「オーボール オーシェイカー」はダンベルのような形をしたオーボールです。
赤ちゃんが持ちやすいハンドル部分にカラフルのビーズが入っていて、赤ちゃんが振るとカラカラと音が鳴ります。
最初はボールの部分を掴むようになりますが、その後はもう少し太い物も掴めるようになるのでハンドルの部分を握って遊ぶようになります。
赤ちゃんにとってはボールの部分とハンドルの部分の2つを楽しむことができるので、飽きずに長く遊べるかもしれませんね。
オーボール クリキッティツイスト
画像引用:オーボール クリキティーツイスト ベビー・幼児 ラングスジャパン
「オーボール クリキッティツイスト」はもうオーボールの定番の円形の形状はなく、様々な形のループを楽しむおもちゃです。
中央の球体からいろいろな形のループが飛び出した、不思議な形のオーボールです。
鮮やかな色合いといろんな形のアームの感触で、赤ちゃんが思わず触りたくなるおもちゃです。
アームは細くてギザギザにもなっているので、歯が生え始めてカミカミしたい赤ちゃんにもおすすめです。
オーボール フットボール
画像引用:オーボール フットボール ベビー・幼児 ラングスジャパン
「オーボール フットボール」は、ベーシックやラトルとは違い綺麗な円形ではなく、フットボール型のオーボールです。
「オーボールは欲しいけど周りの子がみんな持ってるからあまり被りたくない・・・」というママにはおすすめです。
振るとボールに付いているカラフルなビーズが動いてカラカラと音が鳴るので、聴覚だけでなく視覚でも楽しめます。
見て、聞いて、触って、赤ちゃんの五感を育むことができます。
オーボール ラトル&ロール
画像引用:オーボール ラトル&ロール ベビー・幼児 ラングスジャパン
「オーボール ラトル&ロール」は、ラトルとミニカーの機能が一緒になったクルマのおもちゃです。
タイヤが回ると音が鳴り前に進むようになっているので、車が大好きな男の子にはピッタリかもしれません。
また、車の上部に赤ちゃんが掴みやすいオーボールがついているので、ズリバイやハイハイができるようになった赤ちゃんは夢中で遊ぶかもしれませんね!
オーボール オーリンク(オーボール用ストラップ)
画像引用:オーボール オーリンク ベビー・幼児 ラングスジャパン
オーボール オーリンクは、見た目も可愛く、お出かけにも車にもオーボールを持ち運べるベビーストラップです。
赤ちゃんはオーボールを掴めるようになると投げて遊ぶため、ストラップでオーボールをつなぐことをおすすめします。
オーボールリンクも網目状の形状で赤ちゃんにも握りやすくなっており、さらにこのストラップを使えばいつでもどこでもオーボールを持ち運ぶことができます。
ストラップ部分は、オーボールと同じポリウレタン製なのでとても丈夫で、お口に入れても安心です。
一つ持っていれば、オーボール以外のおもちゃにも幅広く使えます。
できることがまだ少ない赤ちゃんにとってはオーボールは最高のおもちゃ
以上が、オーボールが人気の理由や遊ばせてみた感想、オーボールの種類についてでした!
自分の息子を見ていて思いましたが、生後2,3ヶ月の赤ちゃんの1日は、おっぱいやミルクを飲んでいるか、布団やベッドでねんねをしているか、ママに抱っこをされているか、寝っ転がって天井を見ているかのどれかです。
そんな時期の息子を見ていた時、「この子毎日何考えてるんだろう?楽しいのかな?」と思ったことがありました。笑
ですが、その頃にオーボールを試しに買って渡してみると、握ったり離したり左右に振ったりと、とても楽しそうに声を上げながら遊んでいる息子の姿を見て、「こんなこともできるの?やっぱり何かで遊びたかったよね!」と思った記憶があります。
生後間もない赤ちゃんはできることが少ないため、親が勝手に「まだできないだろう」と判断してしまうこともありますが、実は渡してみると「こんなこともできたんだ!」と驚くこともあります。
そんな驚きの発見を教えてくれるのが、最初はオーボールなのかもしれません。
初めてのおもちゃデビューにもオーボールはとてもおすすめなので、ぜひオーボールデビューしてみてくださいね。