我が家は超絶セックレスです。
これは結婚前からだし、なぜ私は結婚する前からレス傾向にあった相手と結婚してしまったのだろうか。
↓我が家のセックスレス事情はこちら
セックスレス夫婦は別れるべきなのか?辛い・残酷な状況でも結婚は続ける?
そのセックスレスな結婚生活を送った中で、私にはレスる側の気持ちもレスられる側の気持ちもわかります。
なぜなら私はどちらも経験したし、また私と同様にどちらも経験した旦那の反応も見ているから。
そんな私がレスり側・レスられ側どちらも経験してわかったことをご紹介します。
- 【夫婦のセックスレス】レス側、レスられ側どちらも経験済みな私の人生
- レスられ妻、レスり妻のどちらも経験して思うこと
- 夫婦のセックスレスは話し合いで解決できる問題ではないから難しい
- その後我が家が3年半ぶりにセックスレス解消した話
【夫婦のセックスレス】レス側、レスられ側どちらも経験済みな私の人生
我が家は絶賛セックスレスです。
これは結婚前の同棲をしている時から。
最初は旦那(当時は彼氏)が私を拒否するようになったことが始まりでした。
私:「ねぇ、今日は?」
旦那:「疲れてる」
私:「ねぇ、今日は?」
旦那:「無理、眠い」
私:「ねぇ、今日は?」
旦那:「ナシで」
私:「じゃあ明日は?」
旦那:「わかんない。その日の気分で」
その結果、私が10回誘って1.2回ある程度。
気づけば3ヶ月に1回くらいのペースでした。(これ結婚前!)
そんな日々が続いていたことで、私は旦那からセックスを断られるたびに隠れて泣いたこともありました。
もちろん別れ話になったこともあったけれど「それとこれとは違う。好きな気持ちには変わりない」という旦那に丸め込まれ、また付き合い続ける日々。
そして結婚のタイミングが来て結婚をするも、相変わらずペースは変わらず3ヶ月に1回程度。
結婚後も誘っては断られる、誘っては断られるが続いていました。
その後、私が年齢的にも「子供が欲しい!」という欲が爆発しかけたことで、必死に旦那のやる気を出させ妊活をした結果、奇跡的に子供を授かりました。
今思えば、本当に奇跡的としか言いようがない。
当時の旦那は「私としたい」というよりも「とりあえず子供のために頑張るか」という雰囲気が丸出しだったから。
その後私が妊娠中の安定期に入った頃、急に旦那に触られたくなくなってしまったのです。
あんなに自分から求めていたはずなのに、妊娠を機に急に旦那を性の対象として見れなくなってしまったのです。
その後は私が旦那を拒否る日々。レスられ妻がレスり妻になった
別記事にも書いていますが、私はとにかく妊娠を機にマタニティーブルーが重症すぎて旦那が一気に無理になってしまいました。
マタニティブルーとはどんな症状?私の妊娠中の壮絶な夫婦バトルとは?
そしてそれは子供を産んだ後も。
産後マタニティブルーが重症で、とにかく旦那に家にいて欲しくない、触られたくない、話したくない、顔も見たくない、子供にも触らないでほしい。
もう離婚が何度も頭をよぎるくらいに旦那が無理になってしまったのです。
もちろんそれは、ただ単にマタニティブルーで「旦那が無理」というわけではなく、他にもいろんな理由もあってのこと。
例えば義家族のこと、性格不一致と今までの性の不一致(セックスレス)、育児に協力をしてくれない点など、子供が生まれたことでいろんなことを考えるようになってしまった。
また、子供を妊娠・出産したことで旦那を性の対象として見れなくなってしまい、家族、子供の父親としか見れなくなってしまった。
そして気づけば旦那のことを「セックスをしてはいけない相手」と思うようになってしまった。
妊娠前はあんなに抱かれたいと思っていたはずの旦那なのに、一気に「性の対象外」になってしまったのです。
あんなに拒否られていた私が、ついに旦那を拒否る日々
そして旦那は今までずっと私を拒否し続けてきたのに、いざ私がマタニティブルーで冷たくなったことで旦那が焦ったのか、急に私を誘うようになりました。
またその頃、ちょうど私が離婚話を切り出したこともあり「やべぇ」と思うようになった様子でした。
(その離婚話は話し合いの末、一旦なしとなった・・・)
「今日できる?」
「今日はもう眠い?」
「今日は子供早く寝たけど疲れてる?」
などと聞かれるようになるも、私としては「うるせーーーー!!!!」でした。
もちろんこれは「育児で疲れているのにそんな気分になれるか!!!」というのもあったし、今まであれだけ私を拒否りに拒否り続けたきたのに「今更なに?」という気持ちしかなかったのです。
都合良すぎ。
そして私は、あの時に旦那に何度も拒否されてた時と同じように「眠くて無理」「疲れてるし無理」「そんな気分じゃない」「子供の夜泣きもあるし無理」とことごとく断り続けたのです。
そもそも旦那は、私としたいと思って誘っているわけではない。
ただ、私のご機嫌をとるため、夫婦でい続けるためだけに誘っているだけ。
これはもう長い付き合いの中ですぐにわかることでした。
だから余計に私は「あの時拒否し続けたくせに・・・」と思ってしまい、旦那を受け入れられなかったのです。
そしてこれは子供が1歳半になる頃まで旦那を拒否し続け、結局子供ができてから1度も旦那を受け入れていません。
そして今となっては旦那も私を誘わなくなり、結果我が家は「どちらも誘わないセックスレス夫婦」になっていったのです。
レスられ妻、レスり妻のどちらも経験して思うこと
私は旦那にセックスを拒まれ続け、さらに立場が逆転して旦那のセックスを拒むようになりました。
旦那に拒まれ続けていた時は「なんでこんなにも私としてくれないんだろう。私が拒否ることなんて絶対にないのになぁ」なんて思うこともあったけど、その立場が逆になった瞬間「まさか私が旦那を拒否する時が来るなんて・・・」という感じでした。
そして同じ相手に対して、気づけば私はレスられ側・レスり側のどちらも経験してしまっていたのです。
その結果、思うこと。
やっぱりレスり側もレスられ側もどちらも悲しいし寂しい。
結婚前にレスられていた時は、毎回断られるたびにショックで悲しくて、自分のプライドもボロボロになっていました。
もう自分から誘うのはやめようと思うけど、「もしかしたら今日は気分が変わってるかもしれない」「今日だったらできるかもしれない」というわずかな望みにかけて誘うけど、やっぱり断られる。
こんなに悲しい思いをしているのは自分だけだと思ったし、なんで旦那はこんなにも平気で断り続けることができるのだろうと思っていました。
「辛い思いをしている被害者はレスられ側の私だけ」だと思っていたのです。
だけど旦那の誘いを断り続けるレスり側も経験した結果、レスり側も悲しいし寂しいということがよくわかりました。
本当はパートナーである旦那の誘いを受け入れたい。
だけど、その考えに自分の気持ちも体もついていかない。
「疲れてるから」「眠いから」「夜泣きがあるから」は半分は本当。
だけど半分はずっと嘘だった。
本当にしたいと思える相手なら、眠くても疲れてても夜泣きがあってもしたいはず。
また、旦那に触られたくない、性の対象として見れない、という理由の他にも、旦那としたところで自分の気持ちが乗らないのもわかっているし、そんな気持ちでするのも旦那に申し訳ないという気持ちもあった。
というか私は演技ができない。
気分が乗っていないのに全力で演技するのも嫌だし、長い付き合いをしている旦那には私が演技をしていることくらいわかってしまうだろうとも思った。
だからできなかった。
だから拒否し続けるしかなかった。
拒否される側の気持ちもわかるから、本当は受け入れてあげたい。でもできない。
あの時の旦那は私のことをどんな気持ちで拒否し続けていたのかはわからないけど、拒否する側にもそれなりに理由がある。
相手のことが心の底から嫌いになったわけではない。
だけど気持ちがその行為に乗らないからできない。
レスり側もレスられ側もどちらも悲しくて寂しくて、もどかしい申し訳ない気持ちがいっぱいある。
だけどそれは話し合いではどうすることもできない。
その結果、「レスり側もレスられ側もどちらも辛い」ということがよくわかったのです。
夫婦のセックスレスは話し合いで解決できる問題ではないから難しい
だけどやっぱりセックスレスは悲しい。
夫婦のセックスレスは2人の問題だから第三者に入ってもらって解決するものでもないし、話し合いで解決するものでもない。
だからこそどうすることもできないし、深刻な問題。
パートナーにレスられて「なんで自分だけこんなに拒否されるんだ」「なんで自分だけこんな悲しい思いしなきゃいけないんだ」と悩んでいる人は多いはず。
だけど、夫婦円満もしくは仲が悪くはないのにセックスレスな場合は、レスり側も拒否するたびにきっと悲しいし寂しい思いをしているはずです。
我が家はセックスレスを解消できたわけではないので、その後のアドバイスや経験を綴ることはできませんが、レスる側のパートナーもきっとレスられ側と同じくらいにもどかしい気持ちでいっぱいだと思います。
辛いのはきっとパートナーも同じなのです。
その後我が家が3年半ぶりにセックスレス解消した話
その後我が家では、3年半の月日を経てセックスレスを解消しました。
その話は下の記事で詳しく書いていますので、興味があればぜひ読んでください。