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【産後うつの夫の対応】励ましはいらないからとにかく動け、育児をしろ




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【産後うつの夫の対応】励ましはいらないからとにかく動け、育児をしろ

 

最近では新型コロナウイルスの影響もあり、産後うつの母親が増えていると報道がされています。

 

▼産後うつについてはこちら

 

また、先日テレビで産後うつの母親に対して旦那がやるべきサポート方法などが紹介されていました。

 

ですが、これに対しては同じ子供を持つ母親として私は怒りでしかありませんでした。

 

そのテレビの放送内容や、産後うつの母親に対して夫はどんな行動を取れば良いのか?などをご紹介します。

 

バイキングで紹介された産後うつのママへのサポート方法がおかしすぎる話

 

そして2020年10月28日放送のフジテレビの「バイキングmore」で、母親の産後うつについて特集がありました。

 

コロナ渦で産後うつになるママが急増しており、2017年に産後うつを発症する母親は約10%でしたが、2020年10月に出産後1年未満の母親2132人を調査したところ産後うつの可能性がある母親は約24%いたということです。

 

また、実際にコロナ渦で産後うつを発症してしまった歌手のバブリーたまみさん、育児ノイローゼを経験したタレントの福田萌さんがインタビューに答えていました。

 

お二人の症状やその時の状況をまとめると、このような内容でした。

 

バブリーたまみさん:

第1子の時に産後うつを発症

「赤ちゃんは可愛いけど2人きりでいるのが怖くなった。私なんかお母さんじゃないほうがいいんじゃないかと」と思うようになった

約1年間赤ちゃんを見ると動悸と吐き気がする

立ち上がれない、勝手に涙が出てくる

 

コロナ禍で第2子を7月に出産

一人目の時と同じような産後うつの症状が出てくる

自粛期間中で家にいる長男に「ママ」と言われるのが嫌になって怒ってしまい、自己嫌悪になる

 

福田萌さん:

第1子の時育児ノイローゼ寸前になり、自分が自分じゃないような感覚になった

コロナ前の育児では、母親学級で他のお母さん方と知り合えて地域で協力しながら子育てが出来た

しかしコロナ禍での育児は、母親学級や児童館で開催されるイベントも軒並みなくなり孤独に

誰にも会えず実家からヘルプも呼べない環境でリフレッシュするのが難しい

 

そしてその後、産後うつのママに対してのサポート方法が番組内で紹介されたのですが、これが違和感しかない内容だったのです。

パパはママに「頑張ってるね」と声をかけてあげましょう。え?

その後紹介されたのが、産後うつのママに対してのサポート方法についてでした。

 

その画面がこちら。

 

バイキング コロナ渦の産後うつ特集

画像引用:Twitter

(他の方がTwitterで載せていた動画をスクリーンショットさせていただきました。

 出演者のコメントの字幕が入ってしまっています。)

 

左側の「赤ちゃんと離れた母親一人のフリーな時間を作ってあげる」はもちろん大事なことなのでわかります。

 

ですが、その隣にある「パパはママに対して"頑張ってね"ではなく”頑張ってるね”と言ってあげましょう」と言わんばかりのパパとママのイラストはなんなのか?

 

番組内では「周囲のサポート」と紹介していましたが、明らかにイラストに写っているのは「パパ」なのです。

 

パパから「頑張ってるね」なんて言われたら、私なら殺意しか湧きませんけど・・・?

「頑張ってるね」は他人が言うべきであって、父親が言うべきことじゃない

 

バイキングではこのように紹介されていましたが、よくよく考えてみて欲しいのです。

 

「頑張ってね」はもちろん嫌ですが、ママからすればパパに「頑張ってるね」なんて言われたらブチギレもんです。

 

「育児頑張ってるね」「毎日よく頑張ってるよ!ママお疲れ様!」という励ましの言葉は、保健師さん、小児科の先生、親や兄弟、友達などの"他人"が言うべきであって、父親が言うべきことじゃないのです。

 

父親(パパ)は、産後うつを発症してしまっているママと毎日一緒に同じ家で暮らしていて、同じ親という立場なのです。

 

さらに産後うつでSOSを出しているママに対して、パパが「頑張ってるね」と言うなんて育児を他人事に思っているとしか考えられません。

 

本来なら、ママが産後うつにならないようにパパだって必死に子育てをするべきだし、育児の負担や育児の不安が全てママにのし掛かってしまっているから、ママは産後うつを発症してしまっているのです。

 

それなのに、なぜ「頑張ってるね」?????

 

これ完全に育児してない人の発言だよね???

 

もうこれには疑問でしかありませんでした。

 

育児の全ての責任を母親に押し付けている気がして、さらにそれを番組で紹介していることが、子育てを経験した母親として「このサポート方法はおかしいだろ・・・」でしかなかったのです。

その後Twitterでもこんな意見が続出

その後、私はこんなツイートをしてみました。

 

 

するとすぐに多くのママから共感の声が集まり、拡散をされて一気にツイートがバズったのです・・・

 

そのコメントをご紹介するとこのような声でした。

 

 

 

 

 

他にもたくさんの共感コメントをいただきましたが、ほぼ全てが「その通り!頑張ってるねはおかしい!」という内容でした。

 

バイキングを見て「妻が産後うつになったら、とりあえず"頑張ってるね"と言えばいいのか・・・」と思った旦那様は、絶対に間違っているのでやめてください。

妻が産後うつになる前に夫がとるべき行動

 

バイキングではこのように産後うつのママに対してのサポート方法として、ママの一人の時間を作ってあげる・気を使わず自然に振舞う・「頑張ってね」ではなく「頑張ってるね」と声を掛ける、などが紹介されていました。

 

ですが、そんなことよりもママが産後うつになる環境を作らないことが大事ですし、ママが産後うつになってしまうのはパートナーである旦那さんの責任でもあります。

 

ママは妊娠中は無事に赤ちゃんが育っているか、無事に産めるか、元気な子供を産めるか、などと毎日不安を抱えながら10ヶ月間過ごしています。

 

さらに産後は母乳が出るか、赤ちゃんはきちんと大きくなっているか、なんで泣き止まないのか、なんでなかなか寝ないのか、うんちはちゃんと出ているかなど、また別の不安と戦いながら毎日過ごしているのです。

 

そして産後のママは、とにかく寝不足です。

 

2,3時間置きに授乳をし、まともに寝れていない状況でのこの不安なのです。

 

そんな中、育児を全てママに押し付けていませんか?

 

同じ親としてママと同じくらいパパも育児をしていますか?

 

ママがゆっくり休む時間を作ってあげていますか?

 

これは全てパートナーであり同じ子供の親であるパパの役目ですし、これをしっかりしてあげなければママは産後うつになってしまってもおかしくありません。

 

そしてとにかく言いたいのは、とにかく喋らなくていいからパパも同じくらい動け!!!ということです。

 

「頑張ってるね」「えらいね」なんて言葉なんていらないから、とにかくママの代わりに動いて欲しいのです。

 

オムツを替える・ミルクを作って飲ませる・抱っこをする・寝かしつけに挑戦する・着替えをさせるなど、パパがやるべき育児はたくさんあります。

 

また、育児だけでなく家事だってやるべきです。

 

ママが育児で手一杯で家のことができないのなら、せめて家事をしてあげて欲しいです。

 

家事も育児も全てママに押し付けるのは、それはママの体調が崩れて当たり前です。

 

ママがSOSを出す前に、ぜひ察して動いてあげて欲しいのです。

とにかく夫は励ましの言葉なんてかけなくていい、動け

まとめると「とにかく夫からの励ましの言葉なんていらない、動け」ということです。

 

夫からの「頑張ってるね」なんて言葉は、逆にママをイラつかせる・傷つける言葉でもあります。

 

「頑張ってるね」は他人が言うべきことであって、父親が言うべきことではありません。

 

絶対に口が裂けても上から目線で「お!育児頑張ってるね〜」なんて、ママに言わないでください。

 

そしてパパも必死に育児をしてください。