日本の婚姻関係にある夫婦の47%が「セックスレス夫婦」と言われています。
そんな我が家もその内の1組で、気づけばもうセックスレスとなってから8年が経ちました。
ですが「セックスレスでもこの人と夫婦でやっていく」と決めた以上は、やはり子供が欲しくなります。
我が家では2回のセックスレス妊活を経て2人の子供を授かりましたが、セックスレスの中の妊活は辛いものがありました。
そんな我が家のセックスレス妊活の内容やその辛さなどを詳しくご紹介します。
【セックスレス夫婦の妊活】妊活を始めるまでの私の葛藤
我が家では、結婚前から長く付き合っていたこと(交際6年)、そして結婚前から同棲をしていたことで同棲中から旦那(当時はまだ彼氏)が私を拒否するようになり、そこからセックスレスが始まりました。
↓その話についてはこちらをどうぞ
セックスレス夫婦は別れるべき?辛い・残酷な状況の我が家の結婚生活
その後旦那からプロポーズをされた時に「結婚をしたら夜の営みの回数も変わるかもしれない・・・!」と思い結婚をしましたが、それでもセックスレスであることは変わりませんでした。(2,3ヶ月に1回あるかないか)
旦那からは一向に誘われないし、こちらから誘ってもやっぱり断られる。
いずれ子供が欲しいと思っていた私にとっては「もううちは自然に子供ができることもないし、このままだとずっと子供が欲しいことを伝えられずにダラダラ二人だけで過ごすことになるかもしれない・・・」と思うことがよくあり、セックスレスが原因でなかなか妊活が進まない状況でした。
レスり側のくせに子作りだけは協力的だった旦那
そんなセックスレス生活の中で、私としては「どれだけ一緒にいてもこのペース(2,3ヶ月に1回あるかないか)のセックスなら、ものすごい奇跡が起きない限り自然に妊娠することはないなぁ・・・」と思っていたものの、ある日私の子供が欲しい欲が爆発したことがありました。
そして旦那に「そろそろ子供が欲しいと思ってる」と伝えたのです。
元々旦那も「子供は最低2人は欲しいな!」とは言っていたのでどんな反応をするかドキドキしましたが「おお。じゃあ妊活を始めようか」と言ってくれたのです。
その反応に「え・・・妊活するってことは私とセックスするってことだけど・・・?」と少し戸惑いながらも、子作りに前向きなことに私も嬉しかったので、その翌月からセックスレス夫婦の妊活が始まりました。
その後、私は自分の生理日と排卵日をスマホアプリを使って予測し、「この日だな!」と思う日に旦那を誘いました。
すると旦那は「じゃあその日なるべく早く帰るわ」と言って挑んでくれて、「今までの私たちのセックスレスは何だったんだ・・・?」と思ってしまうほど、排卵日前後は2,3日に1回はタイミングを取るほどになったのです。
最初の頃は「こんなに抱いてくれるならもっと早く妊活を始めればよかった・・・」と思ってしまうほどでした。
妊活をしてみてわかったセックスレス夫婦の辛さ
ですがいざ妊活が始まってみると徐々にこのようなことが起こり、私の中でモヤモヤするようになりました。
いつも誘うのは私から・旦那は常に受け身
旦那は私が「今月はこの日が排卵日だと思うから、●日〜●日の間は早く帰ってきてタイミングを取って欲しい」と伝えると、「わかった」と早く帰ってきてくれてしっかり妊活セックスをしてくれました。
ですがよく考えたら、いつも誘うのは私。
旦那は私から「この日ね」と指定された時だけ私を抱き、それ以外は一切旦那からは誘ってこないのです。
妊活セックスが2,3日に1回であっても、早く帰ってきた時やゆっくりできる日は「今日もしておく?」と旦那から一言あれば私も嬉しかったのですが、ま〜〜〜なかったです。
常に旦那は「妻に指定された時だけすればいい」という完全なる受け身体制で、相変わらずレスり側の余裕な態度に少しモヤモヤでした。
妊活期間以外は一切セックスなし
また、私としては妊活期間は妊娠を目的にセックスをし、それ以外の期間は普通に夜を楽しむためだけでもセックスをしたかったのですが、旦那にはそのような考えはありませんでした。
上の話と同様、私に「今月はこの日〜この日が狙い目だから」と言われた時だけセックスをし、それ以外の期間は旦那は仕事から帰ってお風呂に入ったら早々に寝る生活でした。
旦那にとっては「妊娠できないとわかっている日はセックスをする必要はない」と思っているのか、妊活期間以外は結局いつものセックスレス夫婦の生活と同じでした。
旦那にお願いして抱いてもらっている虚しさ
今までもずっと私は旦那にレスられてきたので、私から誘って断られるのは慣れているようなもんでした。(本当は慣れていない!毎回傷ついてた!!!)
ですが、結局妊活が始まっても引き続き私から旦那に頭を下げて「この日はお願いね(=抱いてください)」と伝えることに変わりませんでした。
二人の子供のための妊活であるのに、結局私から旦那にお願いして抱いてもらっているという虚しさは「セックスレス夫婦ならではだなぁ・・・(涙」という感じでした。
気づけば妊活セックスは作業・義務となる
妊活が始まったばかりの頃は、私も旦那が頻繁に抱いてくれるようになったことが嬉しかったですし、旦那も子作りに協力的だったので「これを機にまたセックスが増えるといいな〜」と思っていました。
ですが、気づけば妊活が長引けば長引くほど、妊活セックスが適当になっていくのを感じるようになりました。
妊活日の朝に「今日はお願いね!」と旦那に声をかけると「あー今日か」と真顔で言われたり「今日はかなり疲れてて眠いから早めに終わらせよう」と言われることもよくありました。
そしていざタイミングをとっても、旦那はセックスを楽しむ様子はなく「作業」としか思っていない感じが伝わって、これもまた虚しかったです。
もちろん私も疲れている日や眠い日はあったものの、それでも毎回旦那とタイミングが取れることが嬉しかったです。
ですがレスり側の旦那からすれば、子作りセックスも数をこなせば「ただの作業」「子供を作るための義務」でしかない様子で、私の中では「こんな感じでセックスするなら、もう早く妊娠して妊活を終わらせたい・・・」と思うこともしょっちゅうでした。
妊活をせずに妊娠した夫婦が眩しく見える
中には「妊活」という形を取らずに自然と妊娠ができる夫婦もいます。
例えば私の友達の中には「うちは予想外に年子になっちゃってさ〜」「うちは全員自然とできたからさ〜」という夫婦もいます。
そんなセックスレス妊活の辛さを痛感している最中に、このような友人の発言を思い出すと「これって日頃から夫婦でバンバンセックスしてたってことだよな・・・何それ・・・羨ましい・・・」と思ってしまうのです。
もはや自分にはない結婚生活すぎて、キラキラ眩しく見えてしまうほどでした。
昔は「結婚をすれば自然と子供ができる」なんて思っていたのに、「なんで自分たちはこんなにも旦那にお願いしてまで計画的・強制的にセックスをしてるんだろう・・・」と思うと、周りのセックスフル夫婦が羨ましくて仕方ありませんでした。
もはや「なんでうちはセックスレスなんだよ」というイラつき
そして妊活中に何より思ったのが「もうセックスなしで妊娠できればいいのに・・・」ということでした。
もちろん病院で体外受精をすればセックスなしで妊娠はできるかもしれませんが、我が家の場合は「どちらかが妊娠しにくい体」なのではなく「セックスがないことで妊娠ができない夫婦」であるため、やはりセックスをするのが一番妊娠への近道なのです。
だけどそれがなかったがために我が家では自然と妊娠することはなく、こんなにも虚しさを感じながら妊活をすることとなってしまっているのです。
そう考えると「何でセックスさえすれば妊娠できるはずなのに、うちにはセックスレスなんだよ・・・」と何度もイラついてしまうことがありました。
無事に妊娠したけどもうセックスレス妊活はしたくない
我が家ではこのようなセックスレス妊活をした結果、一人目の時は約7ヶ月後に妊娠をし、二人目の時は約4ヶ月後に妊娠することができました。
もちろんどちらもセックスレスの中の妊活だったので、私の中では2回とも上のような感情を抱きながらの妊活でした。
今となれば、セックスレスの中でも旦那は「子作り」だけには協力してくれたので無事に妊娠ができたことはよかったですが、やはりセックスレス夫婦の妊活には辛いものがあります。
赤ちゃんは夫婦になれば自然とできるものだと思っていたのに、日頃からセックスがない夫婦にとっては妊活はかなりの重労働です。
それはもちろん体力的にもそうですが、精神的にもくるものがありました。(特にレスられ妻側は)
我が家にもし3回目の妊活があるとすれば、正直もう「セックスレスの中の妊活はしたくない」というのが私の本音です。
もちろんセックスフルなら3人目があっても良いですが、セックスレス夫婦の妊活は「強制的にセックスをしている」という感覚に陥るので、やはり虚しいものがあるのです。
セックスレス妊活に辛さを感じたら「シリンジ法」がおすすめ
・・・と思っていた私ですが、なんとセックスレスでも妊娠ができる方法がありました!!!
それは「シリンジ法」という人工授精キットを使うことです。
シリンジ法とはどんな妊娠方法?
シリンジ法とは先端部がシリコンゴムで出来た器具を使用し、精子をスポイトのように吸い上げ膣内へ注入する「膣内注入法」です。
パートナーと性行為をしなくても、パートナーの精子をシリンジ法キットに吸い上げ、女性の膣内に注入をすることで受精をさせる方法です。
「採取した精子をシリンジを使って腟内に戻す」という意味では病院で行う人工授精に似ているため、病院で人工授精に進む前段階としても推奨されている方法です。
また、シリンジ法は不妊専門クリニックでも長年取り入れられてきた方法です。
日本ではまだあまり普及していませんが、海外では一般的な妊活法として取り入れられており、自宅での「シリンジ法」は日本よりも普及しています。
ですが近年、日本でもシリンジ法キットが手軽に購入できるようになり、シリンジ法で妊活をする夫婦が増えています。
シリンジ法は費用も安い!コスパ抜群の妊娠方法!
そんな今妊活の新しい方法として人気のシリンジ法ですが、「人工授精って自宅でできたとしてもキット代が高そう・・・」と思う人は多いはず。
ですが、実はシリンジ法の費用は意外にも安いです。
シリンジ法メーカーで代表的な「プレメント」を例にご紹介しますが、プレメントのシリンジ法キットは、シリンジキットが20回分セットで9,980円(税抜)です。

「え・・・1万円は高い・・・」と思う人もいるかもしれませんが、今までは人工授精を行う場合は病院に行き、1回あたり平均1万5千円がかかっていたのです。
ですがプレメントのシリンジ法キットなら、1回あたり499円と格安で人工授精を自宅で手軽に行うことができます。
また、 20回分は約4ヶ月分となるので、4ヶ月で9980円はかなりお得です。
タイミング法(セックス)の精神的・肉体的疲労、妊活にかかる時間を考えれば、9980円はとても安いはずです。
セックスレス夫婦の人工授精ならシリンジ法!費用ややり方、おすすめキットは?
シリンジ法はセックスレス不妊の強い味方!もっと早く知りたかった・・・
私はシリンジ法を知ったのが二人目妊娠後だったため、初めて知った時に「もっと早く知りたかったぁぁぁ!!!」と思ってしまいました。
セックスレス妊活中は「こんな悲しいセックスあるのかな」と思ってしまうほど、お互いにただただ「妊娠をするためだけに」している感じで、終わった後は少し虚しかったのを覚えています。
そんな我が家のようにセックスレス妊活の辛さ・虚しさに悩むご夫婦は、シリンジ法で体外受精にトライしてみることを強くおすすめします。
私のようにセックスレスが原因で妊娠を諦めたり、夫に頭を下げて抱いてもらうことを考えれば、シリンジ法で妊活をした方がお互いにストレスなく妊娠できることは間違いありません。
さらに今では「シリンジ法で妊娠した!」という夫婦は増えているので、今後は定番の妊活方法になっていくと思われます。
ぜひ気になる方は、シリンジ法での妊活も検討してみてくださいね。