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【臍帯血バンク】公的と民間の違い・費用は?迷うなら必ず知っておくべき情報




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【臍帯血バンク】公的と民間の違い・費用は?迷うなら必ず知っておくべき情報

 

妊娠をすると「臍帯血バンク」について悩むご家族も多いかもしれません。

 

この記事では、臍帯血バンクについて下記のことをまとめています。

 

公的臍帯血バンクとは?

公的臍帯血バンクの費用・どこでできる?

民間臍帯血バンクとは?

民間臍帯血バンクの費用・どこでできる?

 

妊娠したら知っておきたい臍帯血の重要性

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お腹の中で赤ちゃんとママを繋いでいるへその緒の中には、「臍帯血」という血液が流れています。

 

現在臍帯血には、脳性まひなどの病気の治療に効果があることがわかっています。

 

この臍帯血を出産時に採取し保管する事業者が「臍帯血バンク」です。

 

臍帯血バンクは、臍帯血の採取、調製、保存を行います。

 

また、患者さんが移植を希望した場合には、その患者さんが移植を受ける医療機関へ臍帯血を引き渡す業務を行っています。

臍帯血バンクには公的・民間の2つがある

 

そんな臍帯血バンクには、下記の2つがあります。

 

公的臍帯血バンク

民間臍帯血バンク

 

臍帯血バンクについて考えているなら、この2つの違いをしっかり知っておく必要があります。

【公的臍帯血バンク】目的や費用、どこでできる?

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公的臍帯血バンクは、我が子以外の誰かの命を救う目的で臍帯血を採取・保管する事業者です。

 

臍帯血を治療に用いる場合、患者さんに適合するものを見つけなければなりません。

 

そのためにはより多くの臍帯血が必要となります。

 

その趣旨に賛同し協力をしたい場合は、ママが提供者(ドナー)となり臍帯血を無償で提供することが出来ます。

公的臍帯血バンクの特徴

 

公的臍帯血バンクの特徴は、下記となります。

 

公的臍帯血バンクは、誰かの命を救う目的

厚生労働大臣から「臍帯血供給事業者」として認可されている

ママが提供者(ドナー)となり臍帯血を無償で提供することができる

採取された臍帯血は10年間保存される

10年の間に必要とする患者さんの治療のために提供される

採取にも保存にも一切費用は掛からない

保存した臍帯血を赤ちゃん本人や家族に使うことはできない

 

公的臍帯血バンクは、臍帯血の所有権を完全に放棄して提供する形となります。

 

そのため、赤ちゃんやその家族が血液疾患などの病気を患ったとしても、返却されることや優先的に使えるということは一切ありません。

 

あくまで公的バンクは「移植を待つ誰かの命を救うために」臍帯血を寄付するものとなります。

公的臍帯血バンクはどこでもできる?

 

公的臍帯血バンクで臍帯血を提供したい場合は、公的臍帯血バンクと提携している採取施設で出産をする必要があります。

 

産院ならどこでも可能ではなく、品質管理を行うために産科施設と契約制となっています。


予め決められた産科施設でしか提供できないことを理解した上で、産院を選ぶ必要があります。

 

その公的臍帯血バンクと提携している採取施設は、下記のページで確認できます。

 

 

\ 公的に臍帯血の提供をするなら /

公的臍帯血バンク提携施設をチェックする

公的臍帯血バンクにかかる費用

 

公的臍帯血バンクの費用は、0円となります。

 

公的の場合は臍帯血を無償で提供し、事業者によって10年間保存されます。

 

公的臍帯血バンクはあくまで「臍帯血を誰かのために寄付をする」という形になるため、提供・採取・保管の費用は一切かかりません。

【民間臍帯血バンク】目的や費用、どこでできる?

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画像引用:赤ちゃんのもしものために「民間臍帯血バンク」

 

一方の民間臍帯血バンクは、我が子の病気に備えて臍帯血を採取・保管する事業者です。

 

民間臍帯血バンクに提供した臍帯血は、自分(ママ)の子供以外に使われることは一切ありません。

 

また、ママ(親)が契約者となり保管委託契約を結び、費用を支払った上で採取や保管を行います。

民間臍帯血バンクの特徴

 

民間臍帯血バンクの特徴は、下記となります。

 

自分の子供のもしもに備えて採取・保管をする

ママ(親)が契約者となり、保管委託契約を結ぶ

採取や保管に費用がかかる

民間バンクに預けられた臍帯血は、第三者に用いられることは一切ない

脳性麻痺の赤ちゃんに自己臍帯血を投与し、症状に改善がみられた例もある

厚生労働省に事業の届出をしている企業は2社

 

民間臍帯血バンクは、「赤ちゃん本人や家族の万が一に備えて」臍帯血を保管するものです。

 

採取・保管の費用はかかりますが、「家族のお守り」としてママの臍帯血を採取・保管するご家族が増えています。

民間臍帯血バンクはどこでもできる?

 

厚生労働省に民間臍帯血バンクとして事業の届出をしている企業は、下記の2社となります。

 

 

どちらかの民間事業者と契約を結び、臍帯血の採取・保管を依頼する必要があります。

 

中でも株式会社ステムセル研究所は、約5万5千名の赤ちゃんの臍帯血を預かっており、業界シェアは99.9%です。

 

民間の臍帯血バンクを探すのであれば、ステムセル研究所が一般的になっています。

 

 

\ 民間バンク業界シェアは99.9%! /

ステムセル研究所をチェックする

まずは産院に問い合わせを

ですが、どちらの臍帯血バンクも誰でもどこでも必ず採取が出来るわけではありません。

 

まずは臍帯血の採取が可能かどうかを産院に問い合わせる必要があるので、検診の際に聞いてみましょう。

民間臍帯血バンクにかかる費用

 

民間臍帯血バンクの株式会社ステムセル研究所株式会社アイルでは、下記の費用がかかります。

株式会社ステムセル研究所

初回保管年数

1年

10年

20年

保管費用

225,500円

275,000円

330,000円

※保管期間を1年・10年・20年から選べます

※保管更新には別途更新手数料5,500円(税込)がかかります

株式会社アイル

初期費用

20,000

処置料

140,000

保管費用

10,000/

※価格は税抜きです

※毎年更新が基本となります

※保管費用の10年プリペイド(80,000円)もあります

 

 

どちらも10年保管の場合は、20万円以上の費用がかかります。

 

民間の場合は費用は高くなってしまいますが、今後さい帯血幹細胞の治療対象が増えることが予想されています。

 

民間さい帯血バンクの重要性はさらに高まるものと期待されているので、妊娠がわかったら早めから資料請求などをしておくことがおすすめです。

 

 

\ 無料で資料請求ができます! /

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臍帯血バンクを考えるなら公的・民間をしっかり決めよう

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臍帯血バンクには公的・民間の2つがあるため、臍帯血を保管しておきたいならしっかりその違いを知る必要があります。

 

また、公的臍帯血バンク・民間臍帯血バンクは目的が大きく違い、さらに費用も大きく異なるため、ご家族でよく話し合った上で決める必要があります。

 

いずれにしても、お母さんの臍帯血は将来大きな役に立つ可能性を秘めているため、妊娠がわかったら早めに臍帯血バンクを検討することがおすすめです。

 

 

 

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