この記事では、下記のことについてまとめています。
● 産み分けゼリーで産み分けが可能？その仕組み
● 産み分けゼリーは意味ない・効果なし？
● 産み分けゼリーの成功確率
● 産み分けに失敗する原因・理由
● おすすめの産み分けゼリー
＼ 産み分けゼリーって何？ ／
ベイビーサポートをチェックしてみる産み分けゼリーは意味ない？使う理由や生み分けの仕組み
妊娠前に「女の子が欲しい」「男の子が欲しい」と希望がある場合、産み分けゼリーを使う夫婦は最近とても多いです。
産み分けゼリーとは性交時に使用することで女性の膣内環境が変え、男女の産み分けの確率を上げるものです。
産み分けゼリーには、下記の2種類があります。
【産み分けゼリーの種類】
● ピンクゼリー：女の子が欲しい時に使う酸性のゼリー
● グリーンゼリー：男の子が欲しい時に使うアルカリ性のゼリー
産み分けと膣内環境の関係について
なぜ産み分けゼリーで膣内を酸性・アルカリ性に変えることで、産み分けが可能なのでしょうか？
その理由は赤ちゃんの性別が決まる、「X染色体」と「Y染色体」の特徴が異なるからです。
赤ちゃんの性別は、性交後に卵子と出会う精子が「X染色体」と「Y染色体」のどちらであるかで決まります。
人間の「染色体」は46本（23対）あり、卵子と精子が23本ずつ持ってくることで赤ちゃんに受け継がれます。
その際、それぞれが持ってくる23本の染色体のうちの1本に「性染色体」があります。
この性染色体とはヒトの性別を決めるもので、男性・女性ともに下記の組み合わせを持っています。
【性染色体の組み合わせ】
● 男性：X染色体とY染色体
● 女性：X染色体とX染色体
つまり、女性の卵子がもつ性染色体は必ず「X染色体」であり、性交後に出会う精子が下記の場合に性別が決まります。
【性別が決まる仕組み】
● Y染色体（Y精子）と受精：男の子が生まれる
● X染色体（X精子）と受精：女の子が生まれる
つまりX精子によってXXの組み合わせになれば女の子が生まれ、Y精子によってXYの組み合わせになれば男の子が生まれるという仕組みです。
それぞれの染色体は酸性orアルカリ性に強い特徴がある
また、X精子・Y精子には下記の特徴があります。
【X精子・Y精子の特徴】
● X精子：酸性に強く、アルカリ性に弱い
● Y精子：アルカリ性に強く、酸性に弱い
つまり女性の膣内環境が酸性であるかアルカリ性であるかで、生き残りやすい精子が決まるということです。
そのため産み分けゼリーを使って膣内環境をアルカリ性か酸性に変化させることで、希望する性別の赤ちゃんが生まれやすくなります。
産み分けゼリーは意味ない・効果なし？確率はどのくらい？
そんな産み分けゼリーを使って妊活をする夫婦は、年々増えています。
実際に産み分けゼリーを使ったことで産み分けに成功し、希望する性別の赤ちゃんを妊娠するケースはとても多いです。
ですが中には、下記のような声もあります。
【産み分けゼリーに対する一部の声】
● 「産み分けゼリーは意味ない」
● 「産み分けゼリーは効果ない」
● 「産み分けゼリーを使ったけど失敗した」
なぜこのような声もあるのでしょうか？
それは下記の理由が考えられます。
1, 産み分けゼリーの確率は100％ではない
残念ながら産み分けゼリーは、誰でも成功するとは限りません。
産み分けゼリーの正確な成功率は、研究結果がなくはっきりとはわからないのが現状です。
そもそも男女の確率は2分の1のため、産み分けゼリーを使っても使わなくても希望する性別の赤ちゃんが生まれる確率は50％です。
そのため産み分けゼリーを使って産み分けができる確率は少し曖昧ではありますが、成功率は70〜80%程度と言われています。
「産み分けゼリーを使うことで、必ずしも希望する性別の子を妊娠できるか」といったら、実際にはそうではないこともあります。
そのため産み分けゼリーは、「希望する性別の赤ちゃんを妊娠できる確率が上がる」程度に考えるのが良いかもしれません。
2,排卵日に対して性交渉のタイミングがズレている
実は赤ちゃんの産み分けには、女性側の排卵日のタイミングと性交渉のタイミングも重要と言われています。
その理由は、そもそも女性の膣内は通常は外からの雑菌を防ぐため酸性ですが、排卵日に近づくにつれてアルカリ性になると言われているからです。
つまり男女で産み分けをする場合、下記のことが重要になります。
【男の子を希望する場合（Y精子）】
● Y精子はアルカリ性の環境で生き残りやすい
● Y精子は数が多いが、寿命は約1日と短い
● 膣内がアルカリ性である排卵日に性交すると確率が上がる
（寿命が精子も卵子も約1日であるため）
【女の子を希望する場合（X精子）】
● X精子は酸性の環境で生き残りやすい
● X精子は数は少ないが、寿命は約2〜3日と長い
● 排卵日の2日前に性交すると確率が上がる
（X精子の寿命は長いため）
このように男女の産み分けの確率を上げるには、女性側の排卵日と性交渉のタイミングがとても重要になります。
産み分けゼリーでは膣内環境をアルカリ性・酸性に変化させることはできますが、排卵日に対してどのタイミングで性交渉をしたかも関係してきます。
産み分けゼリーを使ったものの産み分けに失敗した人の中には、「性交渉日が排卵日に対してズレていた」ということも十分考えられます。
産み分けゼリーは正しいタイミングで使って成功確率を上げよう
産み分けゼリーを使った人の中には、「産み分けゼリーは効果ない」「意味ない」という人もいます。
ですが産み分けゼリーの成功確率は70〜80％と言われているため、それを理解して使用することが重要です。
また、男女の産み分けには、性交渉のタイミングもとても大切になります。
女性側の排卵日もよく考えながら、正しいタイミングで産み分けゼリーを使ってみてください。
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