「赤ちゃんが欲しい」と思ったら夫婦で始めるのが『妊活』ですが、『妊活』と聞いても一体何をするものなのかがわからない人も多いでしょう。
実は「ただ避妊をやめればいい」というだけではなく、夫婦で協力して赤ちゃんを迎える準備をする必要があるのです。
そんな妊活とは何をするのか?女性だけでなく男性もやるべきこととは?などを、私の2度の妊活体験から詳しくご紹介します。
妊活とは何をするの?赤ちゃんを迎えるために夫婦でやるべきこと
「赤ちゃんが欲しいから妊活を始めよう!」と思っても、具体的にどんなことをすればいいのかがわからない夫婦も多いと思います。
私は2度の妊活経験がありますが、友達に「今妊活をしている」と言うと「妊活ってなんかやることあるの?具体的にどんなことをしているの?」とよく聞かれました。
中には既に子供がいる友達もいて、簡単にポロっと子供ができた人にとっては「なんでわざわざ『妊活』と言う形で子作りをするの?」と思うのかもしれません。
ですが、実際は「避妊をやめれば簡単に子供ができる」というわけでもなく、人によっては避妊以外にもやるべきことはたくさんあるのです。
まずは夫婦で妊娠の仕組みについて知る
まずはどのようにしたら妊娠をするのかについて、夫婦でしっかり知ることが大事です。
もちろん「夫婦でセックス(性交渉)をすれば赤ちゃんができる」ということは大人なら誰もが知っていることですが、じゃあ避妊なしでセックスをすればいつでもできるのかと言えばそうではありません。
女性の体には毎月生理が起こりますが、生理が来た約2週間後に排卵が行われ、ここで卵子が体の中に排出されるのです。
そのタイミングを狙って性交渉をしない限り、妊娠は難しいのです。
このことを知らない女性も多いですが男性はもっと知らない人が多いため、まずは妊娠の仕組みについてしっかり夫婦で知ることが重要です。
また、一般的には排卵をするタイミングは生理開始から約14日と言われていますが、これは生理周期が28日の女性の場合のため、人によって排卵するタイミングはバラバラです。
それをしっかり知るためにも、まずは生理周期が管理できるスマホアプリや、妊活アプリなどで自分の体のリズムを知ることが大事です。
妊活アプリや生理周期管理アプリをダウンロードする
自分の体の排卵リズムを知るための一番手っ取り早い方法は、妊活アプリや生理周期を管理できるスマホアプリをダウンロードして使うことです。
「カレンダーに生理が来た日を毎月記録し、そこから自分で次の排卵日を予測する」ということはなかなか難しいです。
ですがそのようなスマホアプリの場合は、過去の生理開始日を入力するだけで、翌月の生理開始日と排卵日を予測してくれます。
生理不順の場合は誤差が出てしまうこともありますが、最近のスマホアプリは精度が高く「本当にこの日に生理が来た!」ということもあります。
気になったアプリをがあればいくつかインストールしてみて、その中で自分にあったスマホアプリを使うことがおすすめです。
実際に私が生理周期管理・妊活に使っていたアプリをご紹介しますので、気になればぜひインストールしてみてください。
eggs LAB(エッグスラブ)

eggs LAB(エッグスラブ)は、妊娠しやすい時期、妊娠しにくい時期がひとめでわかる、生理日・排卵日予測アプリです。
生理不順にも対応しているので、生理周期に悩む方にもおすすめの妊活アプリです。
eggs LAB(エッグスラブ)の特徴
● 妊娠しやすい時期・しにくい時期を細かく教えてくれる
● 予測が難しい生理不順にも対応
● 医師監修のため専門医のアドバイスももらえて安心
● 日々の生理・排卵・基礎体温記録をもとに、卵巣年齢や卵子保有数まで予測してくれる
病院に行かなくてもアプリでこれらのことまで予測してくれるので、妊活中なら一度使ってみる価値ありです。

ルナルナ

ルナルナと言えば生理日を予測してくれるアプリとして有名ですが、妊活中の方や妊娠中にも使える機能がたくさん揃っています。
また、妊娠を希望する人だけに限らず、妊活が終わった後でも生理日予測アプリとして使い続けることができます。
ルナルナの特徴
● 「一般ステージ(妊娠を希望しない)・妊娠希望ステージ・妊娠中ステージ」と、自分の希望ステージを設定することができる
● ステージに合わせた情報を毎日教えてくれる
● 妊娠希望ステージの場合は、無料で生理日・排卵日・仲良し日予測をしてくれる
● 有料プラン(月400円)に入るとさらに正確な情報を教えてくれるため、妊活中の方には有料プランがおすすめ

育児アプリ(妊娠・妊活・授乳)を使うならこれ!無料・夫婦で共有できるおすすめアプリ
毎朝基礎体温をつける
生理日を記録するだけでなく、毎朝の基礎体温を計測して記録しておくこともとても大事です。
毎朝基礎体温をつけることで、より正確な排卵日を予測することができます。
アプリでは生理日の記録をすることで排卵日と次回の生理開始日の予想をしてくれますが、女性はその時の体調やストレスによってホルモンバランスが崩れることもあるので、アプリの情報が100%当たるとは限りません。
そのためにもアプリだけに頼らず、基礎体温をつけて自分で排卵日を知ることも大事です。
女性の基礎体温の周期があることを知ろう
正常な排卵が行われている健康な女性の場合、基礎体温は低温期と高温期の二相になり、それが一定のサイクルで繰り返されていきます。
一般的に女性の基礎体温は、生理周期とともにこのように変動しています。
画像引用・参考:基礎体温の基礎知識 | オムロン式美人
● 月経が始まると約2週間体温が下がって低温期になる
● 排卵すると体温は上昇し、次の月経までの約2週間は高温期が続く
● 2週間たっても高温期が続き月経にならなければ、妊娠の可能性あり
● 体温が上がらず低温期が続いていたら、排卵が起きていない可能性も
まずは基礎体温を毎朝つけることで、自分の体が「しっかり排卵しているか」を知ることが大事です。
排卵する時期を狙い、性交渉をする
女性の排卵する時期を狙って性交渉をする妊活方法を「タイミング法(自然妊娠)」と呼び、多くの夫婦はこのタイミング法でまずは妊活を始めます。
一般的には避妊をしない性生活があれば、1年以内に80%の夫婦が妊娠すると言われています。
ですが結婚をした夫婦のうち、10組に1組は子どもが欲しいと望んでいてもなかなか授からない「不妊症」の夫婦もいるのが現状です。
一般的には、1年間タイミング法で性交渉をしそれでも妊娠しない場合は、夫婦で病院で検査をすることが推奨されていますが、不安であれば1日でも早く専門の病院に診断を受けることも大事です。
診断によっては不妊治療も検討しましょう。
妊娠率を上げる!妊活用潤滑ゼリーを使うのもおすすめ
また、妊活をするご夫婦に今注目されているのが、妊娠率を上げると言われている「妊活用潤滑ゼリー」です。
潤滑ゼリーには精子を卵子のところまで届くやすくする効果があり、さらには精子が多く、長く活動できるような環境を整えてくれます。
中でも、口コミ評価が高く人気の潤滑ゼリーは「エッグサポート」です。
画像引用:【エッグサポート】公式ショップ
商品:エッグサポート
内容量:1箱5本入り
価格:1箱6500円(税抜)
※2箱セット:9800円・3箱セット:13600円
エッグサポートの特徴
● 2019年には利用者から1216件もの妊娠報告が
● ゼリー・容器・袋・外箱すべてが日本製
● 成分は国産の天然成分を使用し、膣内に入れても問題なし
● 精子がより多く生き残るための最適なpH値を実現
● 精子がより多く長く残るための最適な浸透圧を実現
● 精子がより広範囲に届くように最適な粘度の実現
● 精子がより元気に活動できるよう最適なイオンバランスの実現
● 皮膚刺激性試験をクリアした商品
● 安心・簡単・衛生的な一本使い切りタイプ
● 妊娠をしたら余ったエッグサポートを1箱2500円で買い取ってくれる
少しでも妊娠率を上げたいご夫婦は、ぜひ潤滑ゼリー「エッグサポート」も検討してみてください!
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エッグサポートをチェックしてみる妊活でやるべきことは他にもある!妊娠のために男性・女性共に気をつけること
上でご紹介した、一般的な「妊活」の方法だけでも妊娠をする夫婦はいますが、妊活は性交渉のタイミングを合わせることだけではありません。
他にも赤ちゃんを迎える体づくりをするために、日々の生活を夫婦で見直すことも大事です。
タイミング法を取り入れる以外にも、妊活中の男性・女性がやるべきことをご紹介します。
夫婦でタバコをやめる(禁煙する)
タバコを吸う夫婦の場合は、赤ちゃんを迎える体づくりのためにも禁煙をしましょう。
それは、女性だけでなく男性も同じです。
その理由は、タバコには血流を悪くしたり、血管の老化を早める「ニコチン」、酸素運搬を妨げる「一酸化炭素」など、約40種類の発ガン物質が含まれています。
これらの有毒物質は卵子や精子の質を悪くしてしまうため、喫煙している夫婦の不妊症率は高いと言われています。
また、妊娠したとしても流産や子供の病気のリスクが高くなり、このリスクの発生率はタバコの本数と喫煙年数に比例して増加します。
健康な赤ちゃんを産むために、すぐに夫婦で禁煙しましょう。
妊活に必要な栄養素を摂る・食事を見直す
赤ちゃんを迎えるための体づくりは、女性・男性(夫婦)ともにやるべきことです。
「え?妊娠をするために食事も見直さなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、人間には妊娠しやすい体の状態があります。
例えば、ジャンクフード、スナック菓子、コンビニ食など多くの食品添加物が含まれている食品の摂りすぎは、栄養が偏るだけでなく自律神経の乱れを引き起こすと言われています。
自律神経が乱れることでホルモンバランスが崩れ生理周期が大きく変動したり、栄養が偏ることで免疫力が下がったり、精子や卵子の質にも大きな影響が出てきます。
良質な精子・卵子を作るためにも、日頃からバランスの良い食事を心がけることが重要です。
妊活中に摂るべき栄養素については下の記事で詳しくご紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
妊活中の食事は超大事!男性・女性ともに摂りたい食べ物や栄養素は?
妊活中に必要な栄養を摂れる「妊活サプリ」も活用しよう
妊活のために食事を見直したいところですが、夫婦共働きであったりどうしても外食が多い場合は「妊活サプリ」を活用することがオススメです。
妊活サプリとは、その名の通り妊活のためのサプリメントです。
妊活中に必要な栄養素をしっかり摂ることができるため、今では男性・女性ともに摂ることが一般的になっています。
ベルタ葉酸マカプラス
画像引用:ベルタ公式ショップ/BELTA
「ベルタ葉酸マカプラス」は30代以上に特化して妊活サプリで、本気で妊活を考えている人のために選び抜いた栄養素だけを配合しています。
「妊活の王様」と呼ばれるマカをしっかり摂れることができ、マカは女性が取るとホルモンバランスの調整に効果があり、男性には滋養強壮、精力増強、生殖機能の改善の効果もあるため、夫婦で一緒に飲めるサプリです。
また、単品購入も可能ですが定期購入なら初回71%オフで1ヶ月分が1980円と格安になるのも嬉しいポイントです。
(妊娠後は電話一本で、妊婦さん向けの「ベルタ葉酸サプリ」への切り替えが可能です)
ベルタ葉酸マカプラスをチェックしてみる
【ベルタ葉酸マカプラス】女性・男性共に飲める妊活専用サプリの飲み方・効果は?
体が冷えないように温活をする
「女性の体に冷えは良くない」と言われていますが、その理由は体温が1度下がると免疫力は30%ダウンするからです。
また、体が冷えることで疲れやすくなったり、風邪をひきやすいなどの症状にもつながります。
さらには、冷えは自律神経の乱れを招き、ホルモンバランスにも大きな影響が出ます。
そのことにより生理周期が乱れてしまったり、子宮まで冷えてしまい何らかのトラブルにも繋がることもあるため、妊活中に限らず女性は体を冷やしてはいけません。
また、赤ちゃんはママのお腹(子宮)の中で育っていきますが、冷たい子宮よりも温かい子宮の方が赤ちゃんの居心地が良いのは当たり前のことです。
いつ赤ちゃんを迎えてもいいように常に体は温かく保ち、子宮や卵巣を冷やさないように心がけましょう。
妊活中のおすすめ温活方法
● できるだけ水は常温か白湯を飲む
● 生姜や根菜類などの体を温める食材を多く摂る
● 冷たいアイスや砂糖の多く入ったスイーツは控える
● 食事には温かいスープやお味噌汁を毎食飲む
● 家で過ごす時は腹巻やレッグウォーマー、靴下を着用する
● 使い捨てナプキンから布ナプキンに変える
妊活を機に布ナプキンに変える女性は多い
最近では妊活を機に、使い捨てナプキンから布ナプキンに切り替える女性はとても多いです。
そんな私もかれこれ5年以上前から使い捨てナプキンをやめて布ナプキンを使っていますが、布ナプキンは妊活にもおすすめと言われています。
その理由は、使い捨てナプキンには経血を凝固させる高吸水性高分子(ポリマー)がメインの吸収体として使用されており、これがナプキン内を冷やす原因になるからです。
一方、布ナプキンは温熱機能があるわけではないのですが、ふっくらと柔らかい布が何層にも重なってできているため、布ナプキンをつけて過ごしているとデリケートゾーンがぽかぽかとしてくる感覚があります。
子宮を冷やさないためにも、生理中は布ナプキンを試してみることもおすすめです。
妊活は男性もやるべきことがたくさん!妊娠は夫婦で協力を
「妊活とは一体何をするの?」と思う人は多いですが、避妊をやめるだけですぐに妊娠する人はほんの一握りです。
私も妊活前は「子供はすぐにできるだろう」と楽観していましたが、実際には一人目妊活では約7ヶ月、二人目妊活では約4ヶ月かかりようやく子供を授かりました。
その際、「赤ちゃんってすぐにはできないんだな・・・」と強く思い知らされました。
まずは女性だけでなく男性にもしっかり妊娠の仕組みを知ってもらい、排卵日を予測して夫婦で性交渉を取ることが妊活の第一歩です。
その後、食事や妊活サプリの摂取、布ナプキンに切り替えるなど、妊活のためにどこまでやるかは夫婦で決めることですが、赤ちゃんを迎えるためにもできることはぜひ夫婦で取り入れてみてください。